イスラエル:新政権の女性大臣の大半をアラブ系ユダヤ人が占める(1)
2021年06月14日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエル新政権の女性大臣の大半はアラブ諸国から移住したユダヤ人家族出身である

【n.p. :本紙】

クネセト(イスラエル国会)によって日曜夕方に承認されたイスラエル新政権には、今回9人の女性大臣が含まれた。これは同国の歴代政権の中でもっとも多い女性大臣の数となる。彼らのうち5人の出自がアラブ諸国であり、2人はモロッコ系、3人はイラク系であることは注目に値する。

ヘブライ語メディアによると、「アイェレット・シャーキド」内務大臣は45年前にテルアビブで生まれ、50年代にイラクからイランを経由してイスラエルに移住する以前に会計士として働いていたイラク系ユダヤ人の娘である。また彼女の母親は、バグダードでトーラーを教えていた。

新政権の「イフアト・シャシャ・ビトン」教育大臣については、父親がイスラエルに移住する以前バグダードで運送会社を経営していたイラク人であり、母親はモロッコ出身の看護師である。

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( 翻訳者:河野雪乃 )
( 記事ID:51208 )