今年イランのメッカ巡礼者はなし サウジアラビア在住の巡礼者のみハッジに参加可能
2021年06月13日付 Hamshahri紙


 イラン人大巡礼監督者は、「サウジアラビア巡礼省副大臣がわが国の巡礼参詣庁長官との電話におけるやり取りで、サウジアラビア在住の外国人巡礼者の一部はハッジ[メッカ大巡礼]の儀式に参加できるが、サウジアラビア国外の巡礼者の参加はいかなる国であろうとも認められないことを明かした」と話した。

【ハムシャフリー電子版】巡礼参詣庁の広報サイトによると、本日、巡礼参詣宗務における最高指導者代理でイラン人大巡礼監督者ホジャットル・エスラーム・ヴァル・モスレミーン [シーア派高位ウラマーの称号「アーヤトッラー」の一つ下の地位の称号]のセイエド・アブドルファッターフ・ナヴァーブ師が、今年のハッジ・タマット[メッカ及びその近郊住民以外に課せられた義務としての巡礼の儀礼、大巡礼]についてなされたサウジアラビア側の決定事項にふれ、「残念ながら、今年も聖モスク[中心部にはカアバ神殿がある]の外国人巡礼者は、ハッジ・タマットの儀礼の機会を奪われてしまった。サウジアラビアは新型コロナウイルスの感染拡大を理由として、この儀式に6万人の巡礼者のみが参加できるという収容制限を設けて実施すると発表した。」と述べた。

 同師は、サウジアラビアの巡礼省副大臣がわが国の巡礼参詣庁長官との電話におけるやり取りで、「サウジアラビア在住の外国人巡礼者の一部はハッジの儀式への参加が認められるが、サウジアラビア国外の巡礼者はいかなる国であろうとも参加が認められない」と明かしたことを説明し、「サウジアラビアは、制限を設けて巡礼者を諸外国から受け入れられる状況にあったにも関わらず、昨年と同様にハッジとその実施方法の発表に対して非常に消極的であった」と加えた。

 ホジャットル・エスラーム・ヴァル・モスレミーンのナヴァーブ師は、「イラン・イスラーム共和国は、巡礼者を今年ハッジに派遣するために必要とされる全ての準備を予測、あるいは実行してきた」と説明し、「サウジアラビアはイスラーム諸国に対して意見の聴取をしたり、それらの国の要望に応じたりすることなく、今年もまた昨年と同様に、ハッジの参加者をサウジアラビア国内の巡礼者や同国在住者に限定した。イラン人は誰一人としてサウジアラビアに居住しておらず、わが国の在サウジアラビア大使館も閉鎖中であるため、今年のハッジはイラン人巡礼者不在で実施される」と話した。

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(翻訳者:OI)
(記事ID:51229)