トルコ産ワクチンの名称発表ートルコヴァッチ!
2021年06月23日付 Hurriyet紙

タイイプ・エルドアン大統領はオンラインでの参加で、トルコ産ワクチンの第3フェーズの実験に踏み切った。エルドアン大統領はこの国産コロナウイルスワクチンの名が、「トルコヴァッチ(TURKOVAC)」であると発表した。

タイイプ・エルドアン大統領は国産コロナウイルスワクチンの第3段階における最初の投薬量実験に、ビデオ会議で参加した。大統領は、エルジエス大学と保健省下部組織であるトルコ衛生研究局との共同で開発されているこのワクチンは、現状トルコにおいて最も進んでいるプロジェクトだと会見で説明。他のワクチン開発にあたる科学者たちの努力が早く実ることを願うとして、「第3実験段階に最初に到達したこのワクチンを以て、トルコはこの問題において新たなフェーズへの扉を開こうとしている」と述べた。

大統領は、コロナウイルスとの闘いにおいて世界で知られる最も効果的で普及している手段がワクチンであると指摘し、中国やドイツをはじめ具体的な結論に行きついた全ワクチンの供給や接種において、トルコがかなり進んだレベルにいる点を強調した。

■18歳も接種対象

エルドアン大統領は、「うまくいけば数週間以内に国内の18歳以上の全人口をワクチンの対象とすることになるだろう」として次のように語った。
「コロナウイルスとの闘いとワクチン接種が進むのに合わせて、種々の制限も1つずつ解除し減らしていく。6月初旬、社会の多くの分野で人々が一息つける進展があった。先日の閣議後は、外出制限の解除をはじめ、7月から適用される多くの事柄に関する朗報を発表した。」

■我々はもう終わりの時期に入っている

「国外から供給されるワクチンは重要であるが、大事なのはトルコが自国でワクチンを生産することだ。感染がいつまで続くか、ウイルスがどれほど変異していくのかは分からない。トルコをウイルスの猛威から一刻も早く救い、国民の健康と繁栄を確保するために、国産ワクチンを持っておくことは非常に重要な意味を持つ。国産ワクチンの生産に関しては、第3フェーズに入ったこのプロジェクトを以て、我々は国産ワクチン入手の最終段階に突入している。この段階も想定期間内に終わり、ワクチンが大量生産されて広く使われるようになることを望む。」

■国民へワクチン接種の呼びかけ

「国民の皆さんが一刻も早くワクチンを接種し、自身と周囲の愛する人々をこの災いから守るという責任を果たしてくれるようにお願いする。改めてこのプロジェクトの成功を願い、科学者やこの第3フェーズ臨床試験の実験に携わる人々に感謝申し上げる。」

国産ワクチンの名称についてコジャ保健大臣の見解を尋ねたエルドアン大統領は、「私はこれが良いのではないかと思った。国全土で、言語面でシンプルであるという点でも、トルコヴァッチ(TURKOVAC)という名称が適切ではないかと思う」と述べた。

■我々は重要な証人だ

ファフレッティン・コジャ保健大臣は、開発において彼らが重要な証人役を担っているとして、「すでに我々には第3フェーズまで進み、調合が定まったワクチンがある。今後は有志の協力者たちに打ち、効果を見ていく。その後、一般接種に移行できるだろう」と述べた。
またコジャ大臣はツイッターの投稿で、トルコヴァッチの第3臨床試験に協力を申し出たボランティアの数は84万6451人だったと明かした。大臣は今日(23日)、公正発展党議員らと一堂に会し、新型コロナウイルスの感染者数やワクチン接種そしてトルコヴァッチに関する発表を行う。

■輸出最高額を更新する

タイイプ・エルドアン大統領は、「『カタール経済フォーラム』イベントに宛てて送ったビデオメッセージにて、今年中に輸出額2千億ドルを達成し、最高額を更新することを目指していると述べた。大統領の発言要約は以下の通りだ。

「マイナス傾向な経済状況や、供給・物流網の欠陥、そして増え続ける保護貿易主義にもかかわらず、我々は2020年を成長傾向で締めくくった。G20諸国の中でも、1.8%という2番目に高い成長率を記録した国となった。また同期には、G20諸国内で工業生産が最も増えた国々の中に位置している。2021年第1四半期に7%の成長を記録したことも、残りの9か月への期待を高めるものだ。

OECDが発表した最新レポートによると、トルコ経済は2021年に5.7%、2022年に3.4%の成長が見込まれている。これはOECD加盟諸国の中で最も著しい回復見込みの1つだ。我が国に市民的で、より民主主義的な憲法をもたらすという目標で始めた努力を今も続けているのだ。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:大谷菜々)
(記事ID:51238)