パレスチナ:当局により拘留中のパレスチナ人記者が病院へと搬送(2)
2021年07月06日付 al-Quds al-Arabi 紙


■健康悪化…拘留中のパレスチナ人記者がヘブロン市内の病院へと搬送される

【ラーマッラー:本紙】

同氏の弁護士によると、パレスチナ検察は日曜日、リーマーウィー氏が許可なくモスクの説教壇に登ったことに関連し、ワクフ省による告発を背景として同氏の逮捕を命じた。

パレスチナの法律により、モスクにおける説教はワクフ省に所属するイマームおよび説教者に限られている。

リーマーウィー氏の弁護士ガーンディー・ラバイー氏はアナトリア通信社に対して、「ワクフ省による告発を背景に」ラーマッラー検察によって召喚されたリーマーウィー氏に同行したと語った。

ラバイー氏は、ラーマッラー検察による告発の見地は、「パレスチナ人反対派活動家ニザール・バナート氏の葬儀に際し、ワサーヤー・ラスールモスク(ヘブロン市内)の説教壇に登ったこと」に関連すると説明した。

バナート(44歳)は先月6月26日、ヘブロン市においてパレスチナ治安部隊に逮捕され、数時間後に死亡した。同氏の家族は、同氏を「暗殺した」として治安部隊を非難していた。

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( 翻訳者:今井綾香 )
( 記事ID:51301 )