ドイツでトルコ系一家襲撃事件
2021年07月06日付 Hurriyet 紙


ドイツのリューベック市でトルコ系一家が人種差別攻撃に遭ったことが明らかになった。武器を回収した警察は51歳犯人に関して傷害・武器法違反だとして調査を開始した。しかし逮捕に十分な証言がなかったため釈放された。

リューベック警察が行った説明によると、事件は、7月3日市の中心地周辺のミューレントーア広場で起こった。トルコ系の4人家族とドイツ人夫婦の間で口論が生じた。事件当時51歳だった犯人が使用した催涙ガスにより45歳の父親、4歳と8歳の子供たちが被害を受け、救急車で病院に搬送された。

■釈放された

襲撃の犯人とその妻は催涙ガスのほかにも禁止されている武器を複数保持していたことが明らかになった。武器を回収した警察は51歳犯人に関して傷害・武器法違反だとして調査を開始した。夫婦は警察に連行されたが、逮捕に十分な証言がなかったとして釈放された。警察は周辺状況から事件には人種差別的思想に関係があるとしている。

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( 翻訳者:佐々木萌乃  )
( 記事ID:51302 )