エジプト:スエズ運河が史上最高益を記録(1)
2021年07月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■スエズ運河は昨年史上最高益を達成

【カイロ:諸通信社】

海運市況が改善する中、スエズ運河は昨月6月を期末とする前会計年度において史上最高益を記録した。

日曜(11日)、スエズ運河庁のウサーマ・ラビーウ長官は声明の中で「世界で最も重要な航路であるスエズ運河は先月末、史上最高益を記録した。2019年-2020年の会計年度が57.2億ドルの収益であったのに対し、58.4億ドルの収益があったのだ」と述べた。

さらに、「スエズ運河を航行する海上交通量は2021年はじめから著しく改善しており、年間平均である9,546隻と比べて2.3%増加し、9,763隻となった」と述べた。

世界貿易量全体における約12%がスエズ運河を通過するものであり、アフリカ大陸の南にある希望峰航路と比べ35%ほど東西間の距離が短くなる。

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( 翻訳者:中村 優世 )
( 記事ID:51327 )