テヘラン州民の水消費量が全国平均を30%上回る─ダム二つ分の水量と同程度の水資源が減少
2021年06月23日付 Jam-e Jam紙


 テヘラン州水道公社モハンマドレザー・バフティヤーリー代表取締役は、「テヘラン州民は、全国平均より最大30%多く水を消費している」と語った。

 テヘラン州上下水道公社によると、同代表取締役は、テヘラン州民が全国平均より20~30%多く水を消費していると述べ、「一人あたりの水消費量は平均240リットル/日で、全国平均では200リットル/日となるが、この消費の増加分には様々な理由がある。テヘラン州民の50%は、通常の水量の14立方メートルよりも少ない量を消費し、30%は通常より少し多く消費している。しかし20%は非常識な量を消費している」と語った。

 同氏は、昨日のテヘランでの水消費量が36億2千万リットルに達したと指摘し、「この数値は、前年同期比で1.1%増加している。昨日から、消費量が過剰な利用者に対し警告書を送付しており、増加が継続するようなら、使用制限をかけると通告している」と付け加えた。

 バフティヤーリー氏は続けて、「テヘラン市での一世帯あたりの一か月の水消費パターンは、1万4千リットル(14立方メートル)分の水消費である。月に最大2万8千リットル(28立方メートル)の水を消費する世帯が消費量の非常に多い部類で、月に28立方メートル以上の水を消費する世帯は、テヘラン州の水を過剰消費している部類に含まれる」と述べた。

【ダム二つ分の水量と同程度の水資源が減少】

 バフティヤーリー氏は、緑、黄、橙、赤の日のシナリオを作成したとして、「緑地や建設、商業や政府関係の利用者への対処を優先し、最後に家庭の過剰消費に対処する。これについて、テヘラン州行政府と調整した上で、州内の役所や行政機関は、水消費量を前年比20%分減らすよう義務付けられる」とした。

 同氏によると、イラン暦1398年12月[西暦2020年3月]から現在に至るまで、州レベルで日量3百万立方メートル以上の水が消費されており、この値は前例のないものとなっている。様々な要因により水消費量が増加してきているが、今年は、降水量に関してここ50年で最悪の年となっており、全国で35%、テヘラン州内でも37%の降水量が減少している。

 同氏はまた、「昨年の五つのダムの貯水量は10億立方メートル以上だったが、今年には約7億立方メートルになった。マームルーダムとラティヤーンダムの二ダム分の貯水量と同程度の、約3億5千万立方メートルもの水資源が減少している」と付け加えた。

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(翻訳者:KS)
(記事ID:51358)