タリバン「トルコ軍のアフガニスタン駐屯を許さない」
2021年07月23日付 Cumhuriyet 紙

タリバンのザビフッラーフ・ムジャーヒド報道官はトルコのアフガニスタン駐屯を許さないと発表した。

ムジャーヒド報道官は、RIAノーボスチに「私たちはトルコの態度を目下反対したのであり、アメリカの撤退後に外国勢力のアフガニスタン駐屯をいかなる理由でも許さない」という声明を出した。

スプートニク・トルコによると、ミュジャーヒド報道官はトルコのカブール航空に関係する決定事項に反対の姿勢を見せた。そして「もしトルコ政府が協議の進展に貢献するなら、そしてアフガニスタンにおける状況を改善できるなら、喜ばしいことであるが、トルコのアフガニスタン駐屯は認めない」と述べた。

加えてミュジャーヒド報道官はタリバンがアフガン国民の代表から政府を形成するつもりでいると述べた。

ミュジャーヒド報道官は「国民が抱える問題を解決するための政治体制を作っている。イスラム政府と私たちが作りたい政府は国民の代表達が占めるメンバーから形成される」と述べた。

■報道官、「トルコは我々の兄弟」

一方で昨日21日にTRTアラビアに語ったミュジャーヒド報道官は、公正発展党のエルドアン大統領の「トルコはタリバンの信仰に反する側面はない。私はお互いを理解しあう可能性を提示している」という発言のすぐあとに、「トルコは我々の兄弟だ、信仰に基づく多くの共通点がある」と述べた。トルコともいい関係性を保つことを望んでいると話した。

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( 翻訳者:山下鈴奈 )
( 記事ID:51378 )