ヒズボラ:レバノンで反ヒズブッラー感情が高まる(3)
2021年08月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ル・フィガロ:レバノンで…ヒズブッラーに対する怒りが高揚

【パリ:本紙】

ル・フィガロ紙が強調したところによると、「親イランのシーア派組織ヒズブッラーは、2022年立法議会選挙前のネガティブキャンペーンを主導する政敵たちによる、さらなる反抗に実際に直面している」のだという。また同紙は、テレビ局「アル・ジャディード」のアミーン・カムーリーヤ氏の発言として、「この緊張は同様に、イランとアメリカ合衆国の間で人質として監禁されているとますます感じている、多くのレバノン国民の不安をも反映している」と報じた。

ル・フィガロ紙は以下のように指摘した。2020年8月4日に発生した爆発事故のメモリアルイベントのさなか、「イランのレバノンからの撤退」を要求する声が生じた。また一方ではその他の人々が、レバノン国民のある層を代表して「ヒズブッラーはテロ組織だ!」と叫んだ。

ル・フィガロ紙の報道によると、反対者らはヒズブッラーが「もはやイスラエルに対する抵抗運動を体現していない」と考えている。それどころか、同組織が「レバノン国家を支配し、その後いかなる政治的変更が生じることを禁じている民兵組織となり果てた」と認識しているのである。

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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:51461 )