コロナ死者急増、一週間に1680人!
2021年08月31日付 Hurriyet紙


毎日、公開されているトルコのCovid-19の感染地図はとりわけ最近2週間増加を続けている死者の割合とともに関心を引いている。今週には1,680人、8月1-29日には4,881人がCovid-19のために命を落とした。ワクチンによって予防をすることのできる病気のせいで、どのようにこれほどの数の市民を失ってしまっているのだろう?この疑問に対しての回答を見出そうと私たちは試みた・・・

保健省のデータによれば、一回のワクチン接種の割合は77%に達した。2回目のワクチン接種をおこなった割合は59.02%であるが、わが国では1、2そして3回目のワクチン接種の合計は9300万を超えた。さて、ワクチンによって予防を行うことのできる病気のために、なぜ毎日何百人もの人がなくなっているのだろうか?

この疑問に対する答えは大きな割合でワクチンを接種していない人々に隠されている。デルタ変異株の拡大へのスピードもまた構図をさらに悪化させる原因となっている。

■病院に入院した人の95%はワクチン未接種

保健省のデータによれば、わが国において1600万人が未だにワクチンが未接種である。保健大臣ファフレッティン・コジャ氏は、先週行った発表においてアクティブな件数の87%はワクチン未接種の人であると語った。現在発生している感染例のうちで完全にワクチン接種を行って病院に収容されている人々では5%以下であると述べた。病院に入院している病人のうち95%もまたワクチンが未接種の人々であるということを強調した。

ワクチン反対派そして決断ができないことに関しての世界のデータもまた心穏やかになるようなものではない。

■ワクチン反対派の考えは変わらない

まずは世界全体でワクチンに反対そしてワクチン接種をためらっている人々の数というのはいまだに高い割合にある。発表されたデータによれば、アメリカ合衆国においてワクチンを拒否した人々の割合は過去18か月間にわたって変化していない。これはつまりはこういうことである:パンデミックの流れがどれほど変化したとしても、何億人もの人々にワクチンが接種されたとしても、そして新たなデータが明らかになったとしても本気のワクチン反対派の考えを変えることは、ほとんど不可能ということだ。

■ワクチンが病気よりもさらに危険と考える人の割合:75%

発表されたデータは、ワクチン反対派アメリカ人はワクチンをCovid-19以上にリスクがあると明らかにしている。この状況は、ただアメリカ合衆国に特別なものではない、世界の数多くの場所で似たような結果が見受けられている。人々の一部はワクチンを決して信頼しようとしない、専門家たちがどれほど(彼らの意見に対して)真逆のことを言おうが、ワクチンがCovid-19でさえもさらにリスクのあるものと信じている。

しかしながらワクチン反対に対して、決心のつかない人々(待って様子を見ようとする人々)は確かな判断をすることができず、より考えを変える傾向があると見受けられている。

その一方では、科学的なデータも存在している。イスラエルが発表したデータは、コジャ大臣の発表と並行している。ワクチン未接種で重症化している人々そして亡くなった人々の割合はドラマティックな形で更に高い。

イスラエル保健省が発表したデータによれば、Covid-19に感染した60歳以上の人々のうちでは病気が重症化した人の大部分がワクチン未接種であると見受けられている。

ワクチン接種の問題においてよりスピードを持って対応したイスラエルもまた、重症化した感染者のワクチンの状況と年齢グループによる分布を検討してみると、
ワクチンなしのすべての年齢グループにおいて明らかな開きがあるということが見て取れる。

■現場の状況はどのようになっているのか?

さて、現場で病気と格闘を続けている人々はどのように語っているのか?
「トルコにおいては、9,000万回以上でワクチンが行われたが、死者はなぜ増加を続けているのか?」という疑問をわが国の主要な専門家たちに対して尋ねてみた。

■「ヨーロッパ一か国ほどの人口のワクチン未接種の人が存在している」

ギュンデル・ソンメズ教授

死者の数がこれほど多くなったのにはいくつかの理由をいうことができます。重症となった患者たちと仕事をしている私たちの友人たちそして病院から私たちに提出された情報からです:なくなった人たちのうちのかなりの部分は、平均で99%がワクチン未接種もしくはワクチンを一回だけ接種した人であると伺いました。

全くワクチンを打っていない人々の数が1,600万人であるように、二回目となるワクチンを接種していない人もまたかなり多く存在しています。全体の図を確認してみますとヨーロッパ一か国の人口と同じ程度の人間がワクチン接種をしていないという状態です。この人たちをウィルスが捕えると、重症化してしまうか亡くなることも残念ながらあり得ます。

デルタ変異株は、起源のウィルスに比べると約5~8倍の感染力があるのです。デルタ株流行の最初のころには、重症化はしないといわれていました。しかしながら非常に早く感染し更に多くの人間が感染をしたために自然と病院に入院しそして重症化の数においてもまた増加の理由となってしまっているのです。現在における構図の主要な理由は以下のようです:デルタ変異株はワクチンを未接種の人々の間で非常に速い形で感染をして、またさらに前の変異株に比べると、その症状は、病気の進行が早いということがいえるのです。

更に以前の変異種に感染をしてから、4-5日のちに症状が始まりました、そして更にゆっくりとした流れをとっていました。デルタ株においては、接触から2日後にすぐに症状がはじまります、そしてとても早い臨床の進行を提示します。これと関連するかたちでまた、病院に入院する人々の数そして死者の数も増大します。

ワクチン接種をした割合としては、実際のところ順調です。しかしながら1600万人の人々がワクチンを接種していないということは非常に大きなリスクを作り上げてしまいます。この1600万人の中でワクチンについての情報を得られない人、もしくは交通の問題に直面している人間がいるのと同様に、本当にワクチンに反対をしている人々もまたいるのです。ワクチンのことを信じない層というのも存在しています、そしてこの人々はワクチンを含めて、予防対策を重要視しないのです。この人々が感染した場合に、インフルエンザの症状と比べて、暫く病院にさえ行かない可能性があります。これもまた感染のサイクルを拡大
させています。一方では、感染者数が昨年の割合に比べると更に若い人々の間で増大しています。

■「対策を講じている人々の数は少ない」

ファルク・アイドゥン教授

我が国において最近の死者の数は250で推移しています。死者が増加していることは、数多くのパラメーターと結びついています。最初のワクチンが出た時にいつも以下のようなことを私たちは言っていました。「ワクチン接種者は、「私にはなにもない」と過信をして対策をやめてはならないのです。しかしながら、残念なことに現在のところ対策を遵守している人の数はかなり少ないということを見ています。

我が国におけるワクチン接種の割合は70%程であっても、ウィルスは私たちの間で蔓延をしてしまっています。ワクチン接種の割合は、我が国においてよくなっていたとしても、このプロセスの平均が一年のような期間で広がってしまえば、自然と作られる抗体の数は減少し始めてしまったのです。つまりは、常に対抗力のない人のプールができているのです。ウィルスもこの形でその存在を続けてしまうのです。非常に短い期間で私たち皆がワクチンを接種することができていれば、この感染はすぐに食い止めることができるでしょうそしてウィルスも消えてなくなることでしょう。

ソーシャルメディアにおいても、ご覧のように深刻なレベルのワクチン反対派そして更にはパンデミック否定派が存在します。いまだに全くワクチンを接種していない非常に多くの人間が存在しているのです。私はこの日々がよいものであるとしてもワクチン未接種者の割合がこの形で続けば、9―10月は更に困難な状態になるであろうと考えています。

■「病院に入院している人の90%はワクチン未接種」

ファトゥマ・ヌルハヤト・サイダム教授

保健省のデータを私たちは持っていない、しかしながら地域的なデータによって評価を行うのは可能だ。病院からやってきた情報は、自身の経験を集めた時に見て取れるように、二つの点が非常に重要である。

第一:現在蔓延しているデルタ変異株と私たちが言うものは更に感染力が高くまた致死力を保っているウィルスの襲来という状況になっている。
第二のファクターはワクチンだ:私は自身の病院における経験にもまた基づいて話しているのだが、ワクチン接種をした人々100人のうち1-2人はCovid-19を入院しなければならないほど、重症化してしまっている。
病院に入院している100人のうち90人以上はワクチン未接種である。

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(翻訳者:堀谷加佳留)
(記事ID:51539)