ビオンテックのシャーヒン博士、ワクチンに関する発表
2021年09月13日付 Cumhuriyet 紙

ビオンテックCEOであるウール・シャーヒン博士は、自社製品である新型コロナウイルスワクチンが今年中に5歳から11歳の子供たちへの接種が可能になる見込みがあると発表した。

シャーヒン博士は、ケルナー・シュタット=アンツァイガー紙月曜版に出された発表の中で「もし、全てのデータが順調で関係機関が承認するならば、これは実現可能であると考えている。」と述べた。

ドイチェ・ヴェレのトルコ語の報道によると、シャーヒン博士はワクチンが5歳から11歳の子供たちへ接種できるよう必要なデータを9月末までに収集することを計画していると述べて、このデータの承認を受けるためにこの期間内にヨーロッパとアメリカの関係機関に提出したいと述べた。

■3回目接種への呼びかけ

他方、シャーヒン博士は、現在まで2回接種を受けた成人に対しても免疫を
強化する性質を帯びた3回目の接種を実施するよう呼びかけた。シャーヒン博士は、「抗体が弱まった人が3回目接種を行うことは合理的である。」と述べた。
最近ドイツでワクチン接種の速度が落ちていることについても語ったシャーヒン博士は、「まだ十分なワクチンが出来ていないと考えて躊躇してはいけない。人々に語りかけて説得し、また、おそらくはワクチンへのアクセスを一層容易にするために、より多くの努力をしなければならない。」と話した。

ビオンテックCEOのシャーヒン博士は、デルタ変異株の影響と不十分なワクチン接種率が秋に[感染者]発生数を増すことに導くと警告し、特に、ワクチン接種とともに閉鎖空間で感染を防止するために、より多くの措置を講じる必要があると強調した。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:51570 )