アフガン難民:エルドアン、ドイツ大統領と会談
2021年09月14日付 Hurriyet 紙


エルドアン大統領はドイツ大統領フランク=ヴァルター・シュタインマイアー氏と電話で会談をおこなった。通信省によって行われた発表によれば会談ではトルコ-ドイツ関係とともにアフガニスタンそして難民問題をはじめとする地域的な問題が取り上げられた。エルドアン大統領は、会談において、トルコには新たな難民の負担を取り除けるだけのキャパシティはないということを強調した。

大統領府通信省によって行われた発表によれば、会談ではトルコ-ドイツ関係とともにアフガニスタンそして難民問題をはじめとする地域的なテーマが取り上げられた。エルドアン大統領は、会談においてドイツ大統領フランク=ヴァルター・シュタインマイアー氏がドイツ・トルコ雇用双務協定の60周年を受けて、昨年金曜日に開催されたパネルで、ドイツにおけるトルコ人社会そしてトルコについて用いた素晴らしい言葉について感謝を示した。

トルコとドイツはNATOの同盟者として、アフガニスタンからの退避のプロセスにおいて称賛に値する連帯と調整力を示したと述べるエルドアン大統領は、同じ理解は、アフガニスタン内において起こるこの危機的な時期においても継続させることが必要だと述べた。

■「トルコには新たな難民の負担を取り除くことができるキャパシティは存在しない」

国連とそのほかの支援機関によって、アフガニスタンに対して必要な人道支援がもたらされたという要素にも言及をしたエルドアン氏は、2015年におけるシリア人難民の波に似たような経験をすることは誰も望まないだろうということ、ドイツそしてヨーロッパ連合は、このやり方でアフガニスタン難民の負担を背負う隣国に対して支援をおこなう必要があると述べた。

エルドアン大統領は幾つかのヨーロッパ各国が問題をただ国境警備の話にまで引き下げたと注意を引きながら、トルコには新しい難民の負担を取り除くキャパシティはないということを強調した。

トルコの3月18日合意が全ての次元において実現されることに関しての正当な期待を指摘したエルドアン大統領は、また参加をした交渉が再び開始されること、関税同盟が更新されること、そしてトルコ国民に対してヴィザの自由化がもたらされるといった問題においてヨーロッパ連合が速やかに歩みを踏み出す必要があると述べた。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:51571 )