モロッコ:アハンヌーシュ首相が新政府の発足に向け左派党首と協議
2021年09月15日付 al-Quds al-Arabi 紙


■モロッコ:アハンヌーシュ首相が新政府樹立の協議を続ける

【ラバト:アナトリア通信】

モロッコの首相に任命されたアズィーズ・アハンヌーシュ氏は水曜、新政府発足に向けた継続的な協議の一環として、左派政党「進歩社会主義党」のナビール・ベンアブドゥッラー書記長との会合を開催した。

ベンアブドゥッラー氏との会合は、アハンヌーシュ氏が月曜日に開始した、選挙で議席を獲得した5政党との会合に続いて行われた。

会合後、ベンアブドゥッラー氏は記者会見で「指名されたアズィーズ・アハンヌーシュ首相の新政府発足の任務が早期に成功することを願う」と述べた。

ベンアブドゥッラー氏は「民主的なプロセスの深化と自由化への余地、経済面の強化に関連した数々の課題を議論しあった」と明かしたが、具体的な言及は避けたままであった。

アハンヌーシュ氏の政党「独立国民連合」(中道派)が先週水曜日実施の議会選挙の結果を発表したのち、ムハンマド6世国王は金曜、アハンヌーシュ氏に新政府の発足を委任した。

「独立国民連合」は代議院(国会の中心となる議院)の全395議席のうち102議席を獲得、続いて「真正近代党」が86議席、「イスティクラール党」が81議席、「社会主義連合」が35議席、「人民運動」が29議席、「進歩社会主義党」が21議席、「憲法連合」が18議席を獲得した。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:上野瞭太 )
( 記事ID:51576 )