イラク:「ファタハ連立」がシリア国境での「人民動員隊」に対する攻撃を痛烈に非難
2021年09月16日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シリア国境で「人民動員隊」への攻撃…有志連合は関与を否定

【バグダード:本紙】  
 
ハーディ・アーミリー司令官率いるイラクの「ファタハ連立」は水曜日、「イラク・シリアの国境地帯での『人民動員隊』に属する部隊を標的とした攻撃へのイスラエルの関与をほのめかし、この機にイラク国内から外国勢力を一掃し、イラクに対する主権侵害を阻止するために一層努力すべきだ」と主張した。

「人民動員隊」に加担するシーア派武装勢力が主流を占めるファタハ連立は「私たちはイラク・シリアの国境地帯での『人民動員隊』の民兵に対する攻撃に最も強い言葉で非難する」と述べた。

主権の保持

さらに「イラクの主権に対する度重なるあからさまな攻撃に、イラク政府と議会の両方が、主権を保持し国民を守るための明確な立場を表明すべきである。そして一連の攻撃に深くかかわった国を特定し、尊厳と国境と罪なき国民の血を守るためにあらゆる手段を講じて、それらに立ち向かわねばならない」と付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:佐々木舞香 )
( 記事ID:51577 )