苦渋の決断。マークス・アンド・スペンサー、フランスで11店舗を閉鎖
2021年09月16日付 Al-Ahram 紙

■英小売チェーン「マークス&スペンサー」がフランスで展開する11店舗の閉店を決定

【本紙】

イギリスの小売チェーンであるマークス&スペンサーは、ブレクジットにより商品の供給が困難になったことを理由として、フランスに展開されている同チェーン11店舗の閉店を発表した。

ブルームバーグ・ニュースが木曜日に報じたところによると、ロンドンに拠点を置く同社は木曜日、ブレクジット後の「長く複雑な輸出プロセス」がイギリスから当該複数店舗への物流を困難にしていると述べた。これらの店舗は今年の末までに閉店予定である。

同社の海外ビジネスマネージャーであるポール・フリーストン氏は「マークス&スペンサーはフランスのビジネスにおける長い歴史を持っており、閉店の決定は簡単になされたわけではなかった」と語った。

なおラガルデールSA社の運営による、フランスの空港や鉄道駅に存在するマークス&スペンサーの9つの支店は引き続き営業される予定である。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:赤塚大輝 )
( 記事ID:51578 )