レバノン:レバノン情報相が自身の辞任にともなう「湾岸諸国の立場の変更」の保証を求める(1)
2021年11月04日付 その他 - Syria.Tv 紙


■複数筋によると、カルダーヒー氏は自身の辞任によって「湾岸諸国の立場の変更」が保証されることを望んでいる。

【シリアTV:諸通信社】

レバノンのジョルジュ・カルダーヒー情報大臣に近い複数筋は木曜日、その決定によりレバノン政府に対する「湾岸の立場が変更される」という「保証」が存在する場合、同氏が辞任する準備できていることを明らかにした。

同複数筋がアナトリア通信に向けた以上の発言は、レバノンのナジーブ・ミーカーティー首相が木曜日、カルダーヒー氏に「レバノンの利益を維持する」立場を取るよう呼びかけた(これは辞任勧告として理解された)ことに対するコメントである。

カルダーヒー氏は今年9月10日に大臣に任命される以前、8月に撮影され10月25日に放送されたテレビ・インタビューの中で、イエメンのフースィー(フーシ)派が「サウジアラビアとアラブ首長国連邦の攻撃から自身らを守っている」と述べた。

この発言に抗議して、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バハレーン、クウェート、イエメンが次々にベイルートから大使を引き上げたが、カルダーヒー氏は「自身の発言がいかなる国家を侮辱するものではない」との見解のもと、謝罪や自身の辞任を拒否した。

名前を明かさないことを求めたある情報筋は、「カルダーヒー氏は辞任せず、この立場は変わっていない。同氏はミーカーティー首相と面会し、同首相がアラブや外国の当局者たちから聞いた(この危機をめぐる)彼らの立場について精査を受ける機会を望んでいる」と述べた。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:51589 )