シリア:イスラーム国がアラブ・ガス・パイプラインへのテロ攻撃を認める
2021年09月19日付 al-Watan 紙


■イスラーム国がティシュリーンとダイル・アリー両発電所にガスを供給するアラブ・ガス・パイプラインへのテロ攻撃を認める

【ダマスカス:本紙】

ロイター通信の報道によると、ダーイシュ(イスラーム国)は昨日、ティシュリーンとダイル・アリー両発電所にガスを供給するアラブ・ガス・パイプラインに対するテロ攻撃の実行を認めた。この攻撃はシリア国内のさまざまな地域における停電を引き起こしていた。

アラブ・ガス・パイプラインの復旧修理は石油省の技術者たちによってすでに完了しており、両発電所は本日の夜明けのうちに発電を再開する見込みである。

電気省に属する高官筋は本紙への声明の中で、アラブ・ガス・パイプラインは過去数日間では1日およそ800万立方メートルのガスを発電所に供給していたが、2010年にはその供給量は最大2100万立方メートルにおよんでいたことを明らかにした。同筋は同時に、供給プログラムにいかなる変化は生じず、ガスの一日あたりの供給量は以前のまま変わらないことを確認した。

同氏はさらに、アラブ・パイプラインに対するテロ攻撃によるガス損失の見積もりは石油省の管轄下にあり、その調査・見積もりが依然として進行中であることを確認した。

(後略)

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:51597 )