■シリアを経由したレバノンへのエネルギー移送計画について米国が初めてコメント

【イナブ・バラディー・ネット】

レバノン国営通信社（NNA）によると、シリア・レバノン間の会談はダマスカスにある外務在外居住者省の庁舎で行われた。この会談では、エジプトとヨルダンからシリアを介してエネルギーおよびガスを移送する計画の内容調査のほか、同様の計画を実施するにあたってのシリアの能力に関する調査がなされたという。

両国の代表団が議論した会談が終了したのち、レバノン・シリア最高評議会のナスリー・フーリー議長は記者会見の中で「両国が目下経験している困難な状況、なかでも特に電気およびガスに関連する状況に関する議論がなされた」と述べ、以下のように付け加えた。「また、両国が有している技術的問題に関連する諸問題を議論するための（両国）合同チームを通じて、詳細な技術的手順を追跡していくことが合意された」。

الرئيس عون تلقى اتصالاً هاتفياً من السفيرة الأميركية في لبنان دوروثي شيا أبلغته قرار الإدارة الأميركية بمساعدة لبنان لاستجرار الطاقة الكهربائية من الأردن عبر سوريا عن طريق الغاز المصري

— Lebanese Presidency (@LBpresidency) August 19, 2021

【レバノン大統領府のTwitter】
アウン大統領は在レバノン米国大使のドロシー・シェイ氏から電話連絡を受け、「米国政府は、レバノンがシリアを経由してヨルダンから（エジプト製ガスによって発電される）電力供給を受けることに対する支援を決定した」と伝えられた。


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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:51614 )