アフガン難民:国連総会エルドアン重要メッセージ「アフガン難民受け入れる余地ない」
2021年09月21日付 Cumhuriyet 紙


国連の第76回総会の会合で談話を発表したAKP大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンは、「私は支援をしたのでもう大丈夫だ」という論理で動いた場合、このことの代償は、ただ主要な特定の国のものではなく、全ての人間が支払ったものであると表現をした。アフガニスタンにおける進展のために、難民流出の可能性に対峙していると述べるエルドアン大統領は、「シリア危機において、人間性の誇りを救い出す一つの国として、もはや難民の波に対しては可能性も忍耐ものこっていない。」と語った。

エルドアン大統領は、国連(BM)総会サロンにおいて、国連の第76回総会の会合において参加者たちに対して呼びかけをおこなった。

「最近の世紀において最大の健康危機とみなされるCovid-19の流行において、その中には私たちの親友が、近親者たちが、私たちが愛している人達もいる460万人を失った。」と話すエルドアン大統領は、以下のように語った。

「ここで私たちが与えることのできる連帯と協力のメッセージは、大流行との闘いを支援するのと同時に、困難な時代に生きる何億人もの人々の願いをも増幅させることになるであろうと信じています。私たちの総会は、国際社会の問題において解決策をさらに影響力をもたらすために力強いものにさせる必要があるのです。この方向において、有益な仕事を行っている第75回総会のヴォルカン・ボズクル氏に対して感謝をお伝えいたします。第76回総会長を担ったアブドゥッラー・シェヒド氏が引き継いだものが、更なる高みにもたらすであろうということを私は信じています。トルコとして、総会の活動を最も益する形で生み出すために、私たちの責任を実現させようとし続けます。このことによって、国連総会の職責をもう一度さらに担ったグテーレス氏を祝福致します。彼の成功が続くことを祈っています。」

今年の総会の「希望とともに基盤を作りあげること」というテーマと共に開催されたことは素晴らしく的を得ていることであると強調をしたエルドアン氏は、「まずは、痛みをともなうことであったとしてもひとつの真実をお伝えしたく思います。人間として、私たちに対して一つの大きな家族であるということを再び思い起させたこのパンデミックにおいては、残念ながら国際的な振る舞いという観点からは、よい可能性というのは与えられなかったのです。とりわけ、発展途上国そして貧困層というのは、パンデミックに対して、まるでその命運が見放されたかのようでした。」と語った。

■-「トルコヴァッチ(TURKOVAC)をすべての人の利益のために提供します」


■「新たな難民の波を受け入れることに、私たちの可能性も、忍耐も残っていない」

世界中の死者数が増加する中で、グローバルシステムがもはや解決策の代わりに問題を生み出し、その問題を深刻化させ、問題の解決不可能性へととらわれさせる歪んだ仕組みもまたその分け前を見出したということを指摘するエルドアン大統領は、以下のように語った。

■-「トルコヴァッチ(TURKOVAC)をすべての人の利益のために提供します」

「私たちの国産ワクチンであるトゥルコヴァチを近く国民とともに全ての人間の利益にむけて提供するということを表現したく思います。」と語ったエルドアン大統領は、WHOが力をつけられることそしてパンデミックに対する契約が用意されるという発展を支援したと強調した。

「何百万人の人々がその命を落とし、何千万人もの人々がウィルスの爪でひっかき回されてしまった時期において、ワクチンナショナリズムがことなるやり方によって未だに続けられていることは、人間性にとって恥ずべき事態である。コロナウィルスのようなグローバルな災害において、しかしながら国際的な連携そして協力によって克服することができるであろう、というのははっきりしている。全ての国がこのパンデミックから逃れることができなければ、いかなる国も単独で安全な生活をおくることは不可能だ。総会において表明される予定の意思は、この事実が理解されるという観点から、一つの転換点となると願っています。流行の時期において国際的な連帯の重要性のそばにありながら医学が到達した高いレベルも見る可能性を私たちは発見しました。WHOによって認可された最初のワクチンをドイツに暮らすトルコにルーツをもつ二人の科学者によって開発されたことを私たちは誇りに思いました。」

「私たちの国産ワクチンであるトゥルコヴァチを近く国民とともに全ての人間の利益にむけて提供するということを表現したく思います。」と語ったエルドアン大統領は、WHOが力をつけられることそしてパンデミックに対する契約が用意されるという発展を支援したと強調した。

「私がおこなったことがあった」という理屈とともに活動がされると、この代償はただ幾つかの国々だけではなく、全ての人間が支払ったと述べるエルドアンは、以下のように述べた:

「フィールドにおける真実そして社会的な要素に注目しない固執的なやり方によって諸問題の解決は生まれないであろうということは、最近ではアフガニスタンにおいてとても痛々しい形で見受けられました。アフガニスタン国民は、40年以上も長く続いている不安定と争いの結果に取り残されてしまったようです。政治プロセスから独立をしてアフガニスタンには、国際世論の支援そして連帯の手助けそして連帯の必要性があるのです。国ではすぐにでも平野、安定そして安全が構築されて、アフガニスタン国民が平和と邂逅できることを私たちは願っています。トルコとして、この困難な日々においてアフガン国民に対しての兄弟性の職責を実現し続けようと思います。」

エルドアン大統領は、シリアにおいて全世界の目の前で何十万人もの人々の死へ、何百万人もの人々が住む場所を宇ヴぁわれた理宇宇都なった人間ドラマが?10年目を後にのこして しまったということに関心を引きながら、トルコが一方では400万人近いシリア人に対して手を広げておきながら、地域を血と涙で溺れるテロ組織に対してもまたフィールドにおいて闘争をしたということを引き合いにだした。


■「シリア危機が継続することは許さない」

イスラム国(DEAŞ)と胸をぶつけてそしてまたこのテロ組織を打ち負かした唯一のNATO同盟はトルコであるということを引き合いに出したエルドアン大統領は、トルコは、フィールドにおける存在とともにPKKテロ組織のシリアにおける派閥?がおこなった殺人そして民族上か活動でもまた先導をしたと語った。


トルコが犠牲を与えることの対価として支払った努力の結果として安定的な状態となった各地域に対しては、現在に至るまで46万2000人のリシア人が帰還するのを助けたと語るエルドアン大統領は、同様のかたちでイドリブにおけるトルコの存在のおかげで、何百万人もの人間の命を救い出したということ、またそこから暮らす場所を奪われるのを防いだということを強調した。

「国際社会は、更に10年に渡りシリア危機が継続することを認めはしない。という表現を用いたエルドアン大統領は、質問に対して、シリア人の期待に応えることのできる形で、国連安全保障理事会第2254番の決定のもとで、政治的な解決策が見出されるために更に力強い意志が提示されなければならないと強調をした。

エルドアンは、国連安全保障理事会がシリアにおいて政治的解決策のために力強い意志を持つ必要がある」ということを強調しながら、「国際社会は更に10年にわたってシリア危機が続くことを許しはしない。シリア危機において人間性の誇りを救い出した一つの国として、もはや新たな難民の波を迎えることには、私たちの余裕も、忍耐も残ってはいない」と語った。

シリアの北東部へ、トルコを通じて到達された国連人道支援のメカニズムが12カ月に渡って延長されたことを喜んで受け入れると語るエルドアンは、「この問題において提示される妥協のアプローチは、政治プロセスが前進されることそして避難者たちが心より望み、そして安全かつ誇りを持った形で帰還するようにすることが提示される必要があることを願います。地域におけるテロ組織の間で差別が行われることを、これらが下請け業者として用いられることは、まったく受け入れられないことであるということを、あなたたちの安心のためにもう一度表明したく思います。」と語った。

アフガニスタンにおける進展のために最近、この国においても難民流入の可能性と対峙しているということを述べたエルドアンは、「シリア危機において、人道の誇りを救出した一つの国として、もはや新たな難民の到来にはその余裕も忍耐も残ってはいません。公平に、負担と責任が、共有されるという基盤において、全ての同胞たちがこの問題において自らに降りかかることにだけ取り組もうとする時間はとっくに過ぎてしまっています。もはや、1951年のジュネーヴ諸条約そして国際人道法を破るものたちに対して、具体的な姿勢がとられなければなりません。」という表現を用いた。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:51616 )