スーダン:FFCは軍部による非難を「民主的な移行プロセスへの脅威」と考える
2021年09月23日付 al-Quds al-Arabi 紙


■「自由と変革の勢力(FFC)」は軍部による非難を「民主的な移行プロセスへの脅威」と考える。

【ハルツーム:本紙】

スーダンの統治を担うFFCは木曜日(23日)、主権評議会のアブドゥルファッターフ・ブルハーン議長とムハンマド・ハムダーン・ダクロ(ハメッティー)副議長による非難は、「民主的な移行プロセスへの脅威である」との考えを示した。また、専門職組合(SPA)は軍と民間人のパートナーシップ解消について協議した一方で、アブドゥッラー・ハムドゥーク首相は「指導者と対峙し人々を保護した軍がクーデターを起こしているのではなく、軍部内の(バシール政権時代の)残存勢力こそがクーデターを起こしているのだ」と語り、政府のイニシアティブから軍を排除することを否定した。

水曜日(22日)、ブルハーン議長はハルツーム西部部隊の卒業セレモニーで、「政治勢力は市民の問題に興味がない」と述べた。また、ハメッティー副議長も「政治家こそが軍事クーデターの原因だ」とし、それが火曜日(21日)のクーデター未遂の背景だと述べた。

一方、FFCは昨日(22日)の公式声明で以下のように述べた。「主権評議会議長と副議長の発言こそが、民主的な移行プロセスに対する直接的な脅威であり、また文民の革命勢力と国軍との間に亀裂を生み出し移行プロセスの基礎を破壊する試みである。移行プロセスはひとつの方法でしか行いえない。それは主権評議会議長と副議長がなかったことにしたい文民による民主的な変革である。そして、それを壊そうとするのを我々は許さず、全身全霊で立ち向かうだろう。」

【後略】

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( 翻訳者:赤塚大輝 )
( 記事ID:51627 )