イラク:大統領府および政府がアルビール会議で推進される「正常化」を拒絶
2021年09月26日付 al-Watan 紙

■イラクはアルビール会議「正常化」を非難:それは我々を代表するものではなく、我々はパレスチナを引き続き支援する

【諸通信社】

イラクの大統領府、政府、および政治諸勢力は、アルビールで開催され、イスラエルとの(国交)正常化を求めた会議に反応した。彼らはそこでパレスチナ問題についての自身らの絶対的な立場を確認すると同時に、同会議で起こったことを非難した。

イラク大統領府は昨日発表し、イラク国営通信によって転載された自身の声明の中で、イスラエルとの正常化の試みを拒否する立場を明らかにした。また「同様の考えを流布させるために開催された会議は、イラクの諸都市の人々や住民を代表するものではなく、それに参加した人々の立場を表しているにすぎない。これは現状を煽動するための試みであり、人々の平和に対する標的化である」と述べた。

一方イラク政府は、イラク国家において、イスラエルとの正常化の考えを提示することは憲法的に、法的に、また政治的に拒絶されているとした。またパレスチナの大義とパレスチナ人民の権利保護を支持する、イラクの歴史的かつ確固たる立場を明確に表明した。

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( 翻訳者:赤塚大輝 )
( 記事ID:51632 )