大気汚染、早期の死の原因に
2021年09月27日付 Milliyet紙

トルコで大気汚染が早期の死に影響するのかを目的として続けられた2018年の調査結果が初めて発表された。

世界保健機関(WHO)が発表した“AirQ+”という名前が付けられた特別ソフトウェアを使用した調査は、2018年に大気汚染に関係して4万4617件の早期の死が発生したと発表した。ブルサのウルダー大学医学部公衆衛生学科カユハン・パラ教授、呼吸器専門のニリュフェル・アイカチ教授、公衆衛生専門家イェシム・ヤスィン教授によって実施された調査の結果によると、PM2.5を原因とする汚染が最も高い数値の県は、ウードゥルとカフラマンマラシュと特定された。

■ウードゥル、マラシュ、マニサの諸県…

調査結果を本紙で解説したカユハン・パラ教授は次のように述べた。「私たちは、PM2.5が原因である早期の死をWHOの特別プログラム“AirQ+”という名のソフトウェアによって調査した。2018年のデータをWHOのパラメータに基づいて分析し、国全体で大気汚染に関連して4万4617件の早期の死が発生した可能性があることを特定した。PM2.5による汚染が、ウードゥル、カフラマンマラシュ、マニサ、アフィヨンカラヒサルといった県で最も多いと特定された。しかし、72県にある338のポイントで私たちが収集したデータを分析したところ、ウードゥル県で大気汚染に関する早期の致死率は10万分の214、 カフラマンマラシュ県では10万分の202であった。

パラ教授は、長期間PM2.5に曝されたために2018年に最も多く早期の死がウードゥル、カフラマンマラシュ、メルスィン、マニサ、ニーデ、ブルドゥルで発生した可能性があると明らかにし、大気汚染が極めて心臓血管の疾患と呼吸器疾患の原因になると注意を引いた。

また、がん研究機関のデータは、大気汚染が肺がんと膀胱がんを誘発することを明らかにしたとし、「PM2.5のレベルについて、1立方メー トルあたり10マイクロキログラムの増加が、がんと心臓血管の疾患が25%増加する原因となる。私たちの調査は、“AirQ+”プログラムを使用してトルコで初めて4万4617件の早期の死が発生した可能性があることを明らかにしている。」

■PM2.5は何か

「微粒子状物質」として知られている。はっきりと、「汚染物質」とも言われている。PM2.5は、一定の源から直接広がった物質が大気中で気体と科学反応を起こすことによって発生する。大気中で長期間留まり汚染の原因になる。この状態は、深刻な健康問題も同時にもたらす。

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(翻訳者:新井慧)
(記事ID:51635)