タクシムのアタテュルク文化センター、10月29日の開館へ
2021年10月01日付 Cumhuriyet紙


タクシムで10月29日の共和国宣言記念日98周年に開業するアタテュルク文化センターでは最終準備が行われている。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって2019年2月10日にアタテュルク文化センターの定礎が行われた。この建物の最初の建築士であるハヤティ・タバンルオウル氏の息子であるムラト建築士が手がけた現センターの建設が完了した。

タクシムのアタテュルク文化センターの新たな看板が掲げられた。下からLEDライトで照らされた「アタテュルク文化センター」と書かれた看板は、建物の入り口に配置された。同センターの入り口に位置するオペラホールは、1万5千枚の特別なハンドメイドの赤いセラミックを使用して作られた。

建物正面のデザインについては日光を最大限に活かすことをねらった一方で、環境保全の観点から屋上緑化システムがとられた。

新アタテュルク文化センターでは大ホールと命名されたオペラホールは、約4500平方メートルのロビーと2040人収容のホールを有する。ホールの舞台のピットは118人規模のオーケストラを収容できる広さだ。

舞台装置やシステムは、世界屈指の技術を持ち、65メートルの舞台の奥行の中には、4つのメインステージリフト、サイドステージ及びバックステージに13の補助装置、舞台上では可動式台車を備えている。また、メインステージ上には回り舞台がある。アタテュルク文化センターのすべてのホールは音響、音声、照明、眺望システムとしては最高レベルの資材が装備されている。

加えて、アタテュルク文化センターのホールは、すべて音響的に設計され、今後設けられる音響反射板によって、コンサートを行うことも可能にしている。

旧アタテュルク文化センターにあったセラミック工芸家サディ・ディレン氏の壁面も、元のものを想起させるよう忠実につくられ、また元の建物のオペラロビーにあった螺旋階段も忠実に再現された。

アタテュルク文化センター内部の細やかな造り、つり屋根、ガラス壁、ガラス仕切り、床面の仕上げといった作業も終了した。

5ブロックから成る3万平方メートルの敷地に建てられ、9万5千平方メートルの屋内空間を持つアタテュルク文化センターの正面と内部の天然石のコーティングが完了した。

アタテュルク文化センターでは4万8705平方メートルの広さに4つの地下室、舞台、楽屋、ロビー、アトリエ、倉庫、バレエの練習場、独奏とオーケストラの練習場、レコーディングスタジオ、リハーサルホール、美術品展示場、展覧会場、喫茶店がある。

また、アタテュルク文化センターにつくられたリハーサルホール、レコーディングスタジオ、独奏とオーケストラの練習室は、音響の面で現代的に設計された。

■プロジェクトには文化通りも

アタテュルク文化センタープロジェクトに含まれる文化通りには、美術品展示場、映画館、レストラン、カフェ、ブックカフェ、児童アートセンター、演壇、図書館、デザインショップ、多目的ホールもある。

アタテュルク文化センタープロジェクトのもうひとつの重要な側面は、タクシム広場からイスタンブル工科大学タシュクシュラ校舎とアタテュルク図書館をつないで、この場所に眠らない街を提供したことである。

タクシムに建てられた新しいアタテュルク文化センターは、10月29日の共和国宣言記念日98周年に開業する。

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(翻訳者:関口ひなた)
(記事ID:51654)