スーダンでトルコの種で農業
2021年10月02日付 Milliyet 紙


トラキア種苗会社とトラキア外国貿易プラットフォームの協業によって、スーダンでひまわり、稲、綿、小麦、とうもろこし、大豆の種が生産されると発表された。

トラキア開発局から行われた発表によれば、トラキアの代表的な種苗農業機械会社の代表者たちはスーダンの農業地域として知られるジャジーラ州でトラキア開発局主導で実現された訪問で投資と協業の合意書を調印した。
トラキア開発局はトラキア種苗会社とトラキア外国貿易プラットフォームの協業で、スーダンの首都ハルツームと(ジャジーラ州都の)ワドメダニで実施した調査訪問で種苗業と農業機械分野について国内での機会が議論された。
代表団は現場訪問と2者会談の後、とるべき措置と双方の義務を含んだ合意契約に署名した。これによって地域の労働力と肥沃な土壌に、トラキア種苗会社のノウハウとその分野での経験を合わせ、国内でひまわり、稲、綿、小麦、とうもろこし、大豆の種が生産される。
発表で見解を明らかにしたトラキア開発局のマフムト・シャヒン事務長はトラキアのスーダンでの試みは重要であると話した。

シャヒン事務長はスーダンは親友かつ兄弟の国であると伝え、以下のように述べた。

「スーダンは肥沃な土壌があり、また禁輸措置も緩和された。融資経路が開かれた、ジラート参加銀行はハルツームに支局がある。これらの大きな変化はスーダンのためだ。トルコの種苗業者と農業機械製造業者は世界レベルの生産知識と品質を持っている。私たちの目的は二者の強みを合わせて新しいwin-winモデルを構築することだ。トルコの種苗業における試金石であるトラキア種苗会社によってスーダンで国際的ブランドに発展すると私たちは考えている。スーダンを地域の種苗業基地にする。同様に農業機械分野においてスーダンに必要となるものは全て揃えている。絶対にこの産業分野をプロセスに含めなければならない。1、2年も経たず国内の国際的分野において許可を得てアメリカやヨーロッパの企業がスーダンに流入するだろう。私たちは他国に先んじて流入しているものの、常に私たちがすべての利益を独占しようとは考えていない。私たちが獲得する利益はスーダンの兄弟たちも獲得できるようにと願っている。」
トラキアの実業家たちは向こう数ヶ月の間に再びスーダンを訪れて投資プロセスを開始すると期待されている。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:51658 )