ヨルダン:「政治的近代化」を目指した憲法改正
2021年10月21日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヨルダン首相:政府は「政治的近代化」を完了するため憲法の限定的な改正を提案する

【アンマン:本紙】

ヨルダンのビシュル・アル=ハサーウナ首相は、政府は政治的近代化のシステムを完成させるために憲法の限定的な追加改正を提案すると述べた。

また、ヨルダン・テレビのテレビインタビューで、政府は次の通常議会が開かれる前に、緊急の課題として、政治的近代化委員会の成果と憲法改正に関連する法案を代議院に提出すると付け加えた。

アル=マムラカ・チャンネルのウェブサイトが伝えたところによると、同首相は、政府は憲法の簡単な改正を提案すると述べ、「多くの条件に沿うよう他の機関とともに検討している」と付け加えた。彼は、改正は非常に限られたものであり、委員会の成果に関連する諸法案とともに提示されると指摘した。

首相は、法案は「ヨルダン社会の政治的・思想的多様性を表明している」として、議会で政治システム近代化委員会に関連する法案を政府が擁護することを命じた。

彼は、(政策)プログラムを軸とした政党の活動が、政府形成における過半数の原則に到達するための最も適切な方法であると考え、代議院における政党議員の割合は、今後3回の選挙後に65%に達すると指摘した。

彼は、政党と(政策)プログラムを強化することで、ヨルダンが大臣を選ぶ際に主観的に判断することを回避できると考えている。だが、政党政治家が過半数の政府に到達するには、公平性を達成するため政党の監督を独立機関に移す必要がある。

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( 翻訳者:皆川紗矢香 )
( 記事ID:51740 )