シリア:アサド政権がダルアーにおける「和解」任務の完了を発表(2)
2021年10月25日付 その他 - al-Souria.net 紙


■アサド政権はダルアーにおける「和解」が完了したことを発表。最終ステップはバアス党使節団の訪問

【スーリーヤ・ネット】

同紙はさらに「この訪問は、ダルアーにおける和解任務が終了し、武器の引き渡しやダルアー県郊外への軍事配備を含む合意が発効したのちに実施された」と加えた。

さらに同紙によれば「ダルアー県北部のイズラー市およびシャイフ・ミスキーン町、さらにラジャー地区内の多くの村々が、国家が提示した計画に従って和解に合流した」という。

アサド政権、また国民を代表する中央委員会は約1か月前、ダルアー県の問題に関連して合意に至ったと発表した。

この発表は、軍事作戦が主にダルアー・バラド諸地区を標的とした後になされた。

合意の条項では、同地区に対する包囲を解除する代わりとして、アサド政権への軽・中量兵器の引き渡し、「指名手配者」の問題の解消、包囲された地区への政権分子の入場などが規定された。

アサド政権の軍隊がダルアー県全体に侵攻した際、同軍「第5軍団」の「第8旅団」にとってもっとも顕著な拠点とされるブスラー・シャーム市(ダルアー県東部郊外)に対する(攻撃の)動きは発表されなかった。

同旅団の指揮は元反体制グループ司令官であるアフマド・アウダ氏が務めている。またこれまでに複数の報道機関が、「同氏の経済基盤がロシアから軍事諜報部に移った」と報じていた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:51752 )