イエメン:イエメン改革会議が同党高官の暗殺に関する国際的調査を要求(2)
2021年10月23日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イエメン改革会議は暗殺犯罪に対する国際的な調査を要求する

【イエメン:アナトリア通信】

同党は暗殺の実行者が「数年前から、多数の軍事的指導者および政治的民間人を暗殺してきた分子と同一」であるとみなしたが、特定の対象に嫌疑を向けることはなかった。

イエメン改革会議は宣言の中で、「犠牲者とその遺族のための正義と公正を達成するため、国際的な暗殺調査委員会を設立し、暗殺の実行者およびその背後にいるものを完全な司法へと引き渡す」よう要求した。

これに先立つ土曜日、地元の情報筋は「オートバイに乗った身元不明者がタイズ(イエメン南西部)市のジャマール通りで自宅から出てきたアフダル氏に発砲し、同氏が死亡した」と報じていた。

20:50(グリニッジ標準時)時点で、アフダル氏殺害事件の責任を表明している当事者はいない。

アフダル氏は「イエメン改革会議」のもっとも著名な指導者の一人と見なされている。同氏は実際に民衆抵抗運動(フーシ派との戦う軍事組織)の設立に参加し、タイズ市の捕虜・囚人問題の責任者を務めたほか、フーシ派との複数の捕虜交換契約を主導した。

同氏は同様に、タイズ県でもっとも著名な社会的名士・人物のうちの一人であると見なされてきた。

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( 翻訳者:渡部航平 )
( 記事ID:51755 )