レバノン:周辺国からシリアを介してガス・電気を輸入するための協議が進行中(1)
2021年10月26日付 al-Watan 紙

■レバノン・エネルギー資源相:エジプトとヨルダンからシリアを通じガスと電気の輸入を行う協議が進展中

【諸通信社】

レバノンのワリード・ファイヤード・エネルギー資源大臣は昨日、エジプトおよびヨルダンからシリアを通じてガス・電気を輸入する協定に関して「進展している」と強調した。

ファイヤード氏は同氏がカイロ訪問に際して発し、UAEのウェブサイト「スカイニュース」が掲載した声明の中で、「エジプトおよびヨルダンからのガス・電力の取得に関する議論は進行している」と述べ、レバノンにおける停電に歯止めをかけるために支援の提供を申し出たUAEと近々議論を開始することを予測した。

ファイヤード氏は「エジプトからヨルダン経由でガスを輸入してシリアで交換し、ヨルダンからシリアを通じて電力を輸入する合意に達するため、業務はあらゆるレベルで進行している」と明らかにした。

同氏は(プロジェクトを進捗させるうえで)複数の政治的側面、特に米国政府とのコミュニケーションを考慮していることを指摘した。米国は今回の合意やプロセスが、同国がシリアに課している一方的かつ強制的な措置の枠組み内には含まれないことを保証する文書を公表した。

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( 翻訳者:竹馬李星 )
( 記事ID:51762 )