アックユ原発、工事現場で火災
2021年10月31日付 Cumhuriyet 紙

ルシン県に建設中のアックユ原子力発電所で火災が発生したことが明らかになった。火災に関連して共和人民党(CHP)のアリ・マヒル・バシャルル氏は、「この原子力発電所は、メルシンとトルコにとって災いの元だ」と発言。

メルシン・アックユ原子力発電所で変圧器が爆発し火災が発生した。変圧器爆発は、従業員と近隣住民に恐怖の瞬間をもたらした。

アリ・マヒル・バシャルル氏は、メルシン・アックユ原子力発電所の建設は多くの欠陥を孕んでいることについて喚起し次のように述べた。「建造の段階で何度も土壌にひび割れが見つかった。道路工事でもちいたダイナマイトが原因で、周辺の家屋に甚大な被害が発生した。 そして今度は変圧器での火災発生。以前、私が述べたように、この原子力発電所のせいで、これはメルシンの町や地中海の底にダイナマイトを置いたようなものだ。」

バシャルル氏は、「世界で最も高価な電力をロシアから購入することになる。放射性廃棄物がどこに保管されるかについても際限なく不透明であるように、建造段階で発生した命に関わる問題は、これから先制御されず、コントロールを欠いた原子力発電所が建てられることをまさに示しているのだ」と話し、「この原子力発電所は、メルシンとトルコにとって災いの元だ」と述べた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:51778 )