イラン:イランが核合意復帰に向けた協議を控え軍事演習を実施
2021年11月07日付 al-Quds al-Arabi紙


■イラン軍が例年開催の軍事演習を湾岸地域入口部で実施

【ドバイ:ロイター通信】

イラン国営放送は同国軍が日曜日、湾岸地域の入り口付近で毎年実施している軍事演習を開始したと報じた。これは2015年に締結された核合意へのイランの復帰をめぐり、同国政府と各大国の間で予定されている協議が開始する数週間前にあたる。

ズルフィカール1400演習の報道官を務めるマフムード・ムサヴィ提督は同局に対し「オマーン湾のイラン沿岸における軍事演習の目的は、イランの軍事力および敵に対峙するにあたってのその万全態勢を示すことにある」と語った。

同局は「軍事演習がホルムズ湾の東部からインド洋北部および紅海の一部におよぶ地域で実施されている」ことを明らかにした。世界の石油生産の約5分の1は湾岸における戦略的地域であるホルムズ海峡を通過することとなっている。

ドナルド・トランプ前米大統領が核合意からの離脱を決定し、イラン政府に対する厳しい制裁を課した2018年以降、湾岸において両国軍間の衝突がしばしば発生している。これに対しイランは、同国の核開発に関連する合意によって課された複数の制限事項に違反することによって応えてきた。

イランとジョー・バイデン米政権との間接的な協議は、11月29日にウィーンで再開されることが予定されている。超保守派に属するエブラヒム・ライースィー氏が6月にイラン大統領に選出されて以来停滞してきた同協議は、(両国の)核合意への復帰を目的としている。

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(翻訳者:赤塚大輝)
(記事ID:51809)