シリア:ロシアが北部・北東部におけるトルコの脅威を封じ込めるために努力を重ねる
2021年11月08日付 al-Watan紙


■「シリア民主軍」のタッル・タムル、アイン・イーサー、そしてマンビジュに至る地域からの撤退など…モスクワは「妥協」に向けた努力を重ね、ユーフラテス東西の対決緩和をめざす

【ダマスカス:本紙】

ロシアによる努力は、治安悪化を食い止めシリアの北部・北東部領土への侵攻を計画するトルコの脅威を封じ込めるにあたって多方面で実を結んだ。少なくともロシアによる沈静化努力が有効であった直近の数日間、トルコ当局者らがこれまでに段階的に提示してきた脅威の深刻性が後退を見せたのである。ロシアの指導部は現在、想定される対立の火種を取り除くために紛争の全ての当事者にとっての利益を保証する「妥協」策を見出すことに尽力している。

シリア北部・北東部における状況の悪化を防ぐためにロシアが行っている交渉・調停の深部で起きていることに精通する複数筋は、「ロシアのイニシアチブは、タッル・タムル、アイン・イーサーとマンビジュ、アイン・アラブといった地域内の係争地点からクルド民族主義勢力の軍隊を撤退させることを彼らの指導部に説得することによって姿を現すことになる。その引き換えとしてロシアは、恒久的解決に向けての条件が熟する時まで、持続的な停戦を設置するためにこれらの地域にロシア軍事警察(の展開)を集中させることを提示するのである。これらはシリアの領土統一の保持と国内問題への介入拒否の枠組みのなかでなされるものであり、これはロシア政府がシリアに関連するすべての機会において絶えず強調していることである」と明らかにした。

(後略)

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(翻訳者:メディア翻訳アラビア語班)
(記事ID:51813)