ドル高騰、企業を圧迫、建築停止状態
2021年11月25日付 Cumhuriyet 紙


外貨為替レートが[対リラで]30%近く上昇したことにより建設会社は原料調達に困難をきたし始めた。建設は停止状態となっている。

 外貨為替レートが30%近く上昇することによって、中間財や原材料の販売会社からの価格提示を受け入れるのに困難が生じ始めた。

この問題に関して、ババジャン・ホールディングスのイブラヒム・ババジャン取締役会長は「この異例な時期に中間財は為替レートの指標に連動しており、企業は注文したがらないからである。建設業では深刻な支出の増加が見られる。この状況は生産業、製造業へと深刻な影響を与えるだろう。こうした理由で、建設の停止が問題となろう。」と述べた。

ドゥンヤ紙の記事によると、同様に請負業者たちも価格差を請求し始めたと説明したババジャン取締役会長は、以下のように述べた。

「かつては、請負業者は30%の価格差で働いていた。しかし、原料価格の上昇が短期間に30%を超えると、全員が待機状態となった。また、近く、最低月額賃金が上昇すると共に労働者の人件費も支出に反映することになるだろう。」

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( 翻訳者:村田七海 )
( 記事ID:51906 )