市民の借金の沼で、ローンを返済できなかった人の数が2倍に
2021年12月09日付 Cumhuriyet 紙

大統領府が発行した統計は、トルコにおける経済的困窮を明らかにした。
今年の上半期に消費者信用を支払うことができなかった人々の数は、127.2%増加して78万8861人になった。
大統領戦略予算省の「トルコ経済の週間動向と概観報告書」には、借金返済を行わない人の数も含まれている。
統計によると、昨年1月から7月の間に消費者信用を返済できなかった人の数は34万7276人だった。
今年の同時期に、消費者信用を支払うことができなかった人の数は、78万8861人に増加した。

■127.2%の増加分だった

同じ時期に、個人のクレジットカードの借金を返済できなかった人の数は、32万889人から35万1千161人に増加した。
9.4%の増加分だった。
消費者信用および/または個人のクレジットカードの負債を支払うことができなかった人々の数は、同期間に73.2%増加し、55万8319人から96万7136人になった。
9月には、消費者信用を返済できない人が大幅に増えた。
昨年9月の消費者信用の返済ができなかった人の数は56万987人だったが、今年の9月には101.5%増加し、11万4805人に増えた。

■360万人の法的手続き

昨年に比べて、個人のクレジットカードの負債を返済できなかった人の数は、9月にわずかとはいえ減少した。
2020年9月に4万8153人が個人のクレジットカードの負債を返済ができなかったが、2021年9月には4万6977人に減少した。
それにも関わらず、9月に消費者信用および/または個人のクレジットカードの負債を支払わなかった人の数は、前年同月比で57.7%増加し9万4844人から14万9571人になった。
9月現在、法的督促を受け、督促が続いている人は、消費者信用では260万人、個人のクレジットカードの負債では240万人である。
法的督促を受けている消費者信用および/または個人のクレジットカード債務者の数は360万人となっている。

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( 翻訳者:長谷川理奈 )
( 記事ID:51972 )