イラク:ベラルーシで立ち往生するイラク人移民向けに新たなパスポートを発行
2021年12月15日付 al-Quds al-Arabi紙


■ベラルーシのイラク人移民のための400以上の新しいパスポート

【バグダード:本紙】

イラク外務省は昨日水曜日、ベラルーシ国境で立ち往生している420人のイラク人に対して通行証(パスポート)を付与することを発表し、その対象が自発的に帰国することを望むイラク国籍の人々であると明らかにした。

同省のアフマド・サッハーフ報道官は報道声明のなかで、「外務省は420の通行証を、ベラルーシ国境で立ち往生しており自発的にイラクに帰国することを望んでいるイラク人に付与した」と述べた。

同氏は加えて、「通行証の付与は、在モスクワ、在ワルシャワの両イラク大使館の尽力とベラルーシ、リトアニア、ラトヴィア、ポーランドの現地の領事館チームを通じて実施された」と述べた。

イラク外務省は去る日曜日、ベラルーシ・ポーランド国境で立ち往生したイラク人のうち避難が完了した人の総数は現時点で3,556人にまでのぼった、と発表した。これはイラク政府が、チャーターした航空機による避難便の運用を開始して以来の数値となる。

数週間にわたり、数千人の移民が、ポーランド国境を越え欧州連合内に入ることを目指し、時に非常に厳しい状況のなかベラルーシ国内で野宿を行ってきた。彼らの多くが、ベラルーシ・ポーランド国境地帯の気温の低下に起因する被害に苦しんだ。

AFP通信によると、国境付近で立ち往生する多くのイラク人は、イラクが経験している経済的苦境から逃れ、欧州連合内で新たな生活始めるために、全貯金を費やし、価値ある財産を売り、借金までしたという。

(後略)

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(翻訳者:檜山彩名)
(記事ID:52021)