金利決定前に再び対ドル最安値
2021年12月22日付 Cumhuriyet 紙

利下げの決定を行う前にドルが史上最高に

 ドル/トルコリラは、トルコ中央銀行が金利決定をする前に新たなピークを迎えた。一日を14,79リラのレベルで始めたドル為替相場は、午前中には0.3%(ママ)近く上昇し、15リラに達した。ドル/トルコリラはトルコ中央銀行が金利決定をする前に、15,28リラという数字とともに史上最高値周辺で取引でされている。英ポンド/トルコリラが20リラ水準を超え、ユーロ/トルコリラは17,22リラ近くまで上昇した。

 400ベーシスポイントの利下げを取り入れた。
 トルコ中央銀行は、上昇しているインフレとリラの急激な下落にも関わらず、インフレ率上昇の諸原因になった要素が一時的であるという見解のもと、直近3か月で400ベーシスポイントの利下げを実施し、前回の金融政策委員会においてこの後、金融政策において残された金利引き下げ余地での金利引き下げを12月中に実行することを検討していると表明した。

 トルコリラの価値下落が50%を超えた。
 近年トルコ中央銀行と経済政策においてしばしば変更があり、エルドアンが利下げを望むことにより、生産、貿易、また経常収支において大幅赤字が見込まれる経済計画に対する不安により、トルコリラのドルに対する今年の価値の低下は50%を超えた。

 トルコリラでの価値低下の45%に相当する大部分は、9月初頭からのもので、これはトルコ中央銀行の最初の利下げの兆候から始まった。

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( 翻訳者:蓑輪由芽 )
( 記事ID:52030 )