親イスラム系独立実業家協会、トルコリラ回復に自信
2021年12月22日付 Hurriyet 紙

独立事業家協会のマフムト・アスマル会長は、一時的、また人為的な発展により行なわれた価格設定は失われると話した。

マフムト・アスマル会長は、「市場で見られた緩和は、中長期的に続き、トルコリラは以前のように回復するだろう。実際の経済発展に基づくものではない、一時的で人為的な発展によって行なわれた価格設定は常に失われると決まっている」と述べた。

マフムト・アスマル会長は、金角湾コンファレンスセンターで行われ、ムスタファ・ヴァランク産業技術相も参加した、独立事業者協会のビジョン2021サミットで、以下のように述べた。

「皆さんがご存知のように最近国として狭い扉を通り抜けている」と話したアスマル氏は、「最近、マクロ経済の基本に基づかない人為的な不安が作り出されていることを残念に見ている。独立事業者協会として私たちは、実際の経済指針ではなく印象に導かれるあらゆる種類の経済の風潮に反対している。トルコの経済は国内および海外から生まれるすべての印象操作に対し、過去と同じように現在もゆるぎない姿勢を保っている」と述べた。

■「外貨上の印象操作は近いうちに終わる」

アスマル氏は「エルドアン大統領の指導下での新しい経済モデルの基礎は、生産、輸出、雇用、成長志向の利益を増大すると信じる、「低金利志向」の新しい政策の支持者であることを改めて表明する。実際、大統領が表明した「トルコリラ奨励パッケージ」の範囲内でとられた措置は、市場への影響の速さという点で、新しい経済政策の成功に関する最初の指標を示した。トルコリラの預金金利が為替の上昇から保護されることが、ドル化を確実に防ぐとともに、外貨上の印象操作は近いうちに終わるだろう」と述べた。

■「投資も加速していくと信じている」

アスマル氏は「この政策の一方で、個人年金制度への政府の拠出を増加させ、政府国内債務証券に対する源泉課税控除と、まくらの下と呼んでいる金投資のために開発されている投資の手段を、市民に外貨に対する代替金融投資部門として開く。また、輸出に対する長期レートの適用は、輸出業者にとって非常に大きな先見性を確保させ、不確実性を取り除き、外貨レートの予測可能性をサポートする。エルドアン大統領の当該の措置と奨励策を発表したのちに市場で見られた緩和は中長期的に続き、トルコリラは以前のように回復するだろう。これに際し、実際の経済発展に基づくものではない、一時的で人為的な発展によって行なわれた価格設定は常に失われると決まっていることを再び述べたいと思っている。さらに、皆さんがご存知のように金利が金融へのアクセスの深刻な障壁を生み出しており、新しい投資の増加を大幅に妨げている。金利率の低下は商業だけでなくすべての金融コストに影響するとともに、投資も加速していくと信じている」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:52033 )