中央銀行、本日のドル・リラレートを発表
2021年12月24日付 Hurriyet 紙

中央銀行は、外貨レート[変動の差額]を保証したトルコリラ預金に関し基盤となるレートの数値を発表した。この発表によると、対ドルレートの数値は[1ドルが]11.67トルコリラで、対ユーロレートは[1ユーロが]13.22トルコリラであると伝えられた。満期日に口座名義人の自国通貨に基づく資産をいかなる状況であっても守ることが原則となる。

過日行われた閣議の後レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は外貨を指標とするトルコ・リラ預金に関する取り組みについて発表を行った。

この決定を受けてトルコ共和国中央銀行は、「外貨レート[変動の差額]を保証したトルコリラ定期預金」のために用いる[基準]レートを昨日公表し始めた。

中央銀行によると、通貨レートの中、ユーロは[銀行側の]買値で13.2275トルコリラ、売値で13.2514トルコリラ、ドルは買値で11.6738トルコリラ、売値で11.6948トルコリラと明かされた。

■財務省が発表

財務省の行った発表にあった通り、外貨為替レートの変動を算出するため、中央銀行は毎日午前11時に通貨売買のレートを公表する。中央銀行は、日本円、スイスフラン、イギリスポンドを含む計22の通貨のレートの公表を行っている。

これに関連して国庫・財務省は、「為替レート変動を算出するために、トルコ中央銀行は毎日午前11時にドル買値のレートを公表する予定である。[トルコリラによる定期預金]満期日に[トルコリラに対して]外貨価値の上昇が金利を上回った場合、差額は顧客の口座上にトルコリラとして入金される。銀行口座は3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、1年の定期で開設可能になっており、[銀行での]最低限の金利率はトルコ中央銀行政策金利が適用される。このシステムには、希望する全ての銀行が参入できる」と発表していた。

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( 翻訳者:関口ひなた )
( 記事ID:52038 )