イスタンブルの棹釣りの漁師、巻き網漁船を非難
2021年12月27日付 Cumhuriyet紙

棹釣り漁師は、イスタンブルのボスフォラス海峡で増加した漁船を非難している。巻き網漁船が深さ24mという規則を違反しているとしたある漁師は、この状態が魚の成長を阻害していると述べた。バンドゥルマ6月17日大学水産学部ムスタファ・サル教授は、「ボスフォラス海峡で全ての漁を禁止にすべきである。」と呼びかけている。

最近、イスタンブルのボスフォラス海峡で漁船の増加が観測されている。増加した漁船は、棹釣り漁師の反感を買っている。棹釣り漁師は、巻き網漁船が原因で魚が取れないという。

巻き網漁船に不満があると述べたオルハン・ジェベジさんは、「こうした漁船が原因で私たちは魚を獲れない。彼らは24mの規則に従っておらず、魚の住処を破壊している。昼夜を問わず網を投じている。彼らが原因で私たちは全く何も獲れない。私たちのバケツには、魚がいない。この手の漁船は外洋に出てほしい。」と述べた。

漁師のジェンギズ・オズテュルクさんはというと、「この手の巻き網漁船に不満がある。ボスフォラス海峡の様々な場所で網を投げる。彼らが原因で私たちでさえ魚を獲れない。沿岸警備隊は何も言わない。浅瀬までやってくる。通常ならば2キロから3キロの魚が獲れる場所で半キロの魚も獲れない。現在、7艘の巻き網漁船がいる。7艘のうち4艘は網を投げている。特にボスフォラス海峡からきた魚を全てをこの形で獲っている。」と話した。

■魚の卵を破壊

巻き網漁船が魚の成長を阻害していると述べた漁師のセミフ・ユルドゥズさんは、「巻き網漁船がここで漁をして、魚たちの卵を破壊している。私が魚を獲れるか獲れないかはそれほど重要ではない。何と言っても私たちの釣りはスポーツだからだ。でも、巻き網漁船は魚の成長を阻害している。」と述べた。

■個別の深さ制限を導入する必要がある

海に個別の深さの制限が必要であると述べたバンドゥルマ6月17日大学水産学部ムスタファ・サル教授は、「小さな稚魚が岸辺で集まっている中、この稚魚を保護する目的で深さが24m未満の場所で商業的漁を禁止した。この規則は、黒海、エーゲ海、地中海、マルマラ海で適用されている。この規則の考え方は正しい。しかし、全ての海に一律に同じ深さを適用するのは間違っていると考えている。一部の海では深さを増す必要がある。巻き網漁船も24m規則を遵守する必要がある。衆目の中イスタンブルの中心のキレチブルヌやベイコズでこの規則を破るのを大目に見るべきではない。この巻き網漁船の監視に責任がある監督組織は、無法を許してはいけない。」と述べた。

■ボスフォラス海峡で全ての漁を禁止にすべき

サル教授は、継続可能な漁業のためにボスフォラス海峡で漁を禁止にすべきと説き、「マルマラ海はエーゲ海と黒海にとって非常に重要である。同時にマルマラ海は通過点にあたる。マルマラ海で魚が豊富であって欲しいと望む一方で、この場所で自由に漁を行わせている。ボスフォラス海峡で継続可能な漁業を望むならば、ここでの漁を禁ずるべきだ。魚は海峡を容易に往来すべきだ。例えば、海峡をスズキが通過する。マルマラ海のすべての漁船がボスフォラス海峡に集中する。これほど多くの船が網を投じて、魚はマルマラ海に抜けることが出来ない。マルマラ海の全漁業規則を再構築する必要がある。ボスフォラス海峡で一切の漁を禁止にすべきである。ある漁師が二籠以上魚をとれば、全漁船はそこに押し寄せる。そこに何があろうとも一切のものをとり尽くす。」と語った。

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(翻訳者:新井慧)
(記事ID:52053)