ヨルダン:電力と水資源の交換に関する合意をめぐる動き(1)
2021年12月27日付 al-Quds al-Arabi紙


■複数の視点・論点から…ヨルダン国民に渦巻く恐怖:アメリカ特使はどのように機微な点に触れるのか?

【アンマン:本紙、バッサーム・バダーリーン】

ヨルダン議会の重鎮サーリフ・アルムーティー議員は厳重に隠された秘密を明らかにしていない。「電力と水資源の交換に関する合意(Water for Energy Deal)」についての立場を見直すよう促すため、外交問題への介入について議員らと議会で行ったやりとりについて語る時のことである。なお、この合意は政治的に多くの巻数からなる百科事典への掲載に至った。合意の中の「省略可能」という分類が巻き起こした議論の規模(が大きかった)ためである。

アルムーティー議員は地元のラジオ局の生放送で、76名の議員がこの合意に対して実際反対し、約25名が特別会義を欠席したことをヨルダン国民に思い出させた。同議員は以前、本紙に直々に以下のように伝えている。「人々や議員の立場は明らかで、それは結果としてそれは道徳的に、ナショナリズム的に、憲法的にも、内閣を拘束力するものではあるが、当局が合意しないかもしれない意見なのだ。特に、この合意に関するヨルダンの大衆への詳細説明が遅れた点について反応が早い。また、この合意はアメリカの積極的な外交キャンペーンと並行しており、明らかにこのキャンペーンは、合意に助け舟を出し、ヨルダン議会が合意に茶々を入れるのを防ごうと試みているのである。」

アルムーティー議員も、その他の議員も、アメリカの議員との直接のやりとりに関して語らなかった。しかし、アメリカの外交活動の膨大なマニフェストのうちの一つは、ヨルダン議会内のパワーバランスが政府の描くストーリーに資するような形にはなっていないという印象を反映している。そしてその後、アメリカによる外交上の反撃の問題と影響の一つが現れる。政治家であるマルワーン・ファーウーリー氏の意見によれば、この反撃は、彼らが水は絶対に必要であり生存と安定の問題であると主張することによって、ヨルダン国民に誤解を与え改めて騙すことを意図しているという。

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(翻訳者:萩原優太)
(記事ID:52059)