ネバティ財務相のお気楽発言に批判集中
2021年12月29日付 Cumhuriyet 紙


ヌレッディン・ネバティ国庫・財務副大臣は、『感染の拡大は終了したのだろうか、そうだ終わったのだ。経済は生きているのだろうか、生きている。成長は12%に達したのだろうか。という発言に対して、共和人民党(CHP)ヴェリ・アーババ氏が反応を示した。アーババ氏は、「やぁネバティ氏よ、嘘をこれほど簡単に言ってはいけない。あなたは嘘の権化だ、あなたは嘘の亡者だ。」と述べた。

「私たちは新たな大臣のポートレイトを目の当たりにしています。毎日新たなポットが壊れて、毎日新たな嘘をついている大臣のポートレイトが目の前にあるのだ。」と話すCHPの国会議員は、「昨日の夜あるニュースチャンネルで言ったそうだが、『感染は終わったのか?終わったのだ。経済は活発なのか、活発なのだ。成長は12%に達したようだ、経済においては車輪が回転を続けているところだ。輸出は爆発している。』
と語った。

■「あなたはこれほどたやすく嘘を言ってはいけない」

これほどの嘘が同じ文で言われ続けているのである。「感染拡大は終了したのか、終了したのだ」と言っているのだ。一日に2万もの感染者がいて、200人の死者がいるのだ。トルコ統計機構(TÜİK)は成長の数字を発表しなかった。このお方は、TÜİKよりも前に発表をしているのだ。経済は活発だと仰っている、停止の地点に来たようだ。農家は、肥料をまくことができないし、植えて、収穫できない状況となってしまった。職人は哀れな状況であり、失業者は一千万人を超えてしまった。仕事を休むことなくおこなっている。と言っている。ああ、ネバティ氏よ、こんなにもたやすく嘘を言ってはいけないのだ、嘘の権化だ、嘘の亡者だ。」

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:52061 )