エルドアン大統領、中央アジア諸国家首脳と電話会談
2022年01月07日付 Cumhuriyet 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、テュルク評議会のメンバー国首脳とカザフスタン情勢に関する電話会談を行った。

大統領府報道部の発表によると、エルドアン大統領はカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、キルギスのサディル・ジャパロフ大統領、ウズベキスタンのシャヴカト・ミルズィヤエフ大統領と電話会談を行ったということだ。

エルドアン大統領はトカエフ大統領との会談で、友人かつ兄弟であるカザフスタンの情勢を注視していることと、トルコとカザフスタンの連帯を表明した。エルドアン大統領は、カザフスタンですぐに新政権が樹立され緊張が緩和されることを願っていると述べ、カザフスタン国民が双方向的かつ安全に対話をできる環境で問題を解決することを信じていると伝えた。エルドアン大統領は、必要であればトルコのあらゆる技術・経験を共有する準備ができていると述べた。

■「支援の準備はできている」

AKP(公正発展党)副党首とテュルク評議会上級委員長を兼ねるビナーリ・ユルドゥルム氏は、カザフスタンの人々の生活が正常な状態に戻るためにあらゆる支援の準備ができていると述べた。ユルドゥルム氏は、カザフスタンで発生している事件が国家の平和と安定を阻害しない形で終結することを期待しているとしたうえで「テュルク評議会上級委員会として、兄弟であるカザフスタンとの強固な連携を表明したい。同国の人々の生活が正常な状態に戻るためにあらゆる支援の準備ができていることを表明し、事件で亡くなった人々に対して神の慈悲があり、負傷した人々が早期に快癒することを願っている」と述べた。 

AKPのオメル・チェリキ報道官はSNS上で「今日の状況が克服され、カザフスタンがあらゆる面で平和かつ強力であることが我々の最大の願いだ。今日の状況が常識的な形で克服されると予測している。死者が出たことをとても悲しく思う。トルコはカザフスタン情勢の正常化を最も喜ぶだろう」と述べた。

ターキッシュ・エアラインズは、カザフスタンへの全てのフライトを1月9日までキャンセルした。

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:52111 )