シリア:ルガンスク、ドネツク両地域の独立承認を歓迎した初の当事国としてのシリア(1)
2022年02月22日付 その他 - al-Souria.net 紙


■アサド大統領がプーチン大統領によるルガンスク、ドネツク両地域の独立承認を歓迎した初の当事者となる…プーチン氏を待ち受ける制裁とは?

【スーリーヤ・ネット】

アサド政権はロシアのウラジーミル・プーチン大統領によって決定され、国際的な非難を巻き起こした、ウクライナ領のルガンスク、ドネツク両地域の独立承認を歓迎した。これにより同政権は、この決定を支持した初の政府となる。

アサド政権の立場は、同政権のファイサル・ミクダード外務大臣が今日火曜日、モスクワで開催された「ヴァルダイ」国際討論クラブにおける演説で、「プーチン大統領によるドネツク、ルガンスク両地域の独立に関する決定を支持する」と述べたことで明らかになった。

ミクダード氏は、ロシアによるドネツク人民共和国およびルガンスク人民共和国の独立承認が、「世界平和、国際法、国連憲章、正常な国際関係を守るためのステップ」と同等のものであるとみなした。

一方ロシア国内でなされた複数の報告によると、今回の決定が正式に発表される2か月前から、シリア政権のトップであるバッシャール・アサド氏はプーチン氏に対し、ルガンスク、ドネツク(両人民共和国)の独立承認を認める意向を伝えていたことが明らかになった。

ロシアの『スプートニク』紙は、「アサド大統領は、シリア政府がルガンスク人民共和国およびドネツク人民共和国を承認する準備ができていることを明らかにした」としたドミトリー・サブリンロシア議会下院議員の発言を引用掲載した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52125 )