シリア:市民活動家がアレッポ県北部の地方議会を批判(2)
2022年01月09日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■市民活動家がアレッポ県北部の地方議会が「トルコに従属している」として批判

【スナック・シリアン・ドットコム】

同活動家は、自身らが担当する地域をわずか3日間だけでも管理する計画を作るよう、あらゆる地方議会に要求していることを明らかにした。しかしナースィル氏によると、それら議会は「自身らの決定の責任がトルコの顧問にあり、彼らが同様の要求を拒否している」と述べたという。

さらにナースィル氏はアアザーズ市で電力を提供しているトルコ系電力会社について話し、それがどのように同市に参入し、公開入札に加わり、地方議会と協力する根拠としての契約を結んだのかについて疑問を呈した。同氏によると、地方議会は同トルコ企業との契約を隠ぺいしているという。

今回取り上げられている問題は、トルコの侵略軍がアレッポ県北部の広大な面積を支配しているのと同時期に発生している。同国はシリアの各地域において教育のトルコ化を推進しトルコ通貨の使用を強制しているほか、電力会社、郵便会社などといった自国系機関をシリア領内に拡大させることを試行している。

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52150 )