イラク:大統領選出難航…サドル師は最大会派の結成へ
2022年01月10日付 al-Quds al-Arabi紙


■イラク: 大統領の選出を巡りクルド人の意見が不一致…サドル師は最大会派の結成を進める

【本紙 : バグダード】

ムクタダー・サドル師率いる「サドル運動」、マスード・バルザーニー氏率いる「クルディスタン民主党(KDP)」、およびハミース・ハンジャズ氏と率いる「アズム」ブロックとムハンマド・ハルブーシ―氏率いる「進歩」ブロックで形成される「非公式の連立」がイラク国民議会の新しい議長職(議長と副議長2人)を選出するにあたり、サドル師は、目下のところ、ライバルであるシーア派の「調整枠組み」や「クルディスタン愛国同盟党(PUK)」とは一線を置き、新しいパートナーと協力して政権樹立の多数派工作を進めている。

サドル運動とその連立与党からなる安定多数派によると、政権樹立に向けた国会で、一昨日夜、「調整枠組み」や「PUK」が紛糾する会議の正当性を疑問視する中、サドル師は残りのポストの選出を行ったということだ。

「調整枠組み」は(2021年10月に行われた総選挙を受けて)初招集された今国会で行われたことに怒りを表明した。それにはイラク憲法の規定に則った国会議長と副議長2人の選出も含まれている。

そして、このエスカレートの背後にある政治諸集団に、今後起こるであろう、分断、暴力の行使、(サドル師の政治方針が引き起こす)混沌の連鎖に対する全責任を負わせた。

(後略)

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(翻訳者:宮川寛人)
(記事ID:52165)