パレスチナ:イスラエル軍が西岸地区南部でパレスチナ人の複数施設を取り壊す
2022年01月13日付 al-Quds al-Arabi紙


■イスラエル軍がヨルダン川西岸地区南部でパレスチナ人の家屋・施設を取り壊し

【ラーマッラー:アナトリア通信】

イスラエル占領当局は水曜日、ヨルダン川西岸地区南部でパレスチナ人が所有する複数の家屋・民間施設を取り壊した。

イスラエルによる侵犯行為を記録している地元の活動家バースィル・アドワ氏は、イスラエル軍がハリール(ヘブロン)市南部に位置するヤッター町の東にある「ファヒート」集落で、複数の住宅、サービス施設、井戸を取り壊したと述べた。

同氏は「取り壊しによって、18人が住む住宅5棟、貯水井戸、家畜の飼料の保管やその飼い場所として使用されていた5つの施設など、計11の施設が被害を受けた」と述べた。

同氏は、集落の人口のほとんどにあたる約150人が農業や畜産業に従事していることを指摘した。

国連人道問題調整事務所によると、今年初めから12月中旬までに、イスラエル軍は西岸地区・東エルサレムの「エリアC」内でパレスチナ人が所有する建物862軒に対する取り壊し・収用を行った。

オスロ合意Ⅱ(1995年)により、西岸地区はパレスチナの完全な管理下にある「A」、イスラエル治安部隊およびパレスチナの民間・行政の管理下にある「B」、イスラエルの民間、行政、治安部隊の管理下にある「C」の3区域に分割され、後者は同地区全体の約60%の面積を占める。

複数の国際機関によると、パレスチナ人は「エリアC」内でイスラエルの許可を得ないままいかなる変更も建築を実施することが禁止されており、それを取得するのはほぼ不可能だという。

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(翻訳者:井上紗良)
(記事ID:52183)