シリア:米軍の秘密作戦部隊「タロン・アンヴィル」の詳細が明かされる(4)
2021年12月12日付 その他 - al-Souria.net 紙


■シリアにおける米軍の秘密作戦部隊「タロン・アンヴィル」の詳細が明かされる

【スーリーヤ・ネット】

ニューヨーク・タイムズ紙によると、同部隊の拠点はラッカ市から北に向かって約100km離れたジャラビーヤ地区に位置する仏「ラファージュ」社の工場に移転された。拠点はその後、シリア・イラク国境付近のダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊のアパート内に移されたという。

タロン・アンヴィルの元成員によると、同部隊ではファースト・ネームが用いられ、そこに階級や制服の規定は存在しなかった。また多くのメンバーはひげを生やしており、ジーンズとスニーカーで出勤していたという。

同部隊は電子メールの傍受や、のちにバーグーズ町の最後の拠点で打ち負かされることとなるイスラーム国の標的の捜索に携わった。その後同部隊はドローンや、有志連合内のその他の航空機を用いて同標的を爆撃し、ある時は米国の同盟下にあるシリア民主軍が地上戦を遂行するための航空支援の調整を行った。

同部隊はまた「2014年から2019年まで、交代制を用いながら24時間体制での作戦をおこない、車列、爆弾が搭載された車、指令室、敵戦闘員の部隊といった、米軍の空爆対象となる莫大な目標を特定した」。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52201 )