「食べていけない」の横断幕にも罰金
2022年01月16日付 Cumhuriyet紙


エスキシェヒル県のハルクエヴィ〔訳者注:福祉に関わる人権団体、1932年設立〕に掲げられた「食べていけない、値上げを撤回せよ」と書かれた横断幕に、1万8千リラの罰金が課された。

エスキシェヒル県にあるハルクエヴィ〔の諸支部〕は、「食べていけない、値上げを撤回せよ」と呼びかける横断幕を一斉に掲げた。しかしその45分後、県知事通告を根拠にエスキシェヒル県警察局によって深夜撤去された。

その後、支部の入った建物に同じ横断幕を再び掲げたハルクエヴィの会員に、エスキシェヒル県警察局は法で定められた最も高額な罰金である1万8千リラの罰金を命じた。

「私たちが値上げに沈黙するよう求めているのです」
ハルクエヴィのエスキシェヒル県支部長ジェヴァト・アイデミル氏は、罰金に抗議し以下のように述べた。

「先日私たちが掲げた『食べていけない、値上げを撤回せよ』という横断幕が、その日の夜に警察局の部隊によって撤去されました。昨日は週末休暇のはずなのに、警察局は性急に、しかも法で定められた罰金の上限である1万8千リラを命じました。国民全体に重大な影響を与えている大幅な値上げに、私たちが沈黙するよう求めているのです。同じ横断幕は今も、私たちのあらゆる支部にはためいています。エスキシェヒル県知事府の通告は、人々の目には何の正当性もありません。『異なる考えをもつ人々を対立させる恐れがある」などという文言は、差別的表現そのものです。ハルクエヴィの弁護士団は明日、この件について訴訟を起こす予定です。」

なおハルクエヴィの弁護士団は、横断幕が〔憲法で定められた〕「表現の自由および思想啓蒙の自由」の枠内で掲げられたと述べた。

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(翻訳者:今城尚彦)
(記事ID:52228)