エジプト:スィースィー大統領が自国の人権状況をめぐる批判に反論(1)
2022年01月11日付 al-Quds al-Arabi紙
アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領
アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領

■スィースィー大統領がエジプトの人権状況への批判に対して反論

【カイロ:アナトリア通信】

アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は火曜日、人権問題に関連してエジプトに向けられた複数の批判に応じ、「エジプトの現状はその通りではない」と強調した。

この発言は、同大統領が世界青少年フォーラム(毎年開催されており、現在エジプトで開催中)のセッションに参加した際、参加者の一人から出された「人権に関する批判」に応えた声明のなかで述べられた。同フォーラムでは国連人権理事会の模擬プログラムが実施され、その模様はエジプト国営テレビによって放映された。

野党のエジプト国民勢力連合(拠点:ロンドン)は火曜の声明のなかで、フォーラムに出席している各国の青少年らに対し、「人権侵害」について話し合い、「ジュネーヴの人権理事会の活動として実施されるシミュレーションは形式的な芝居なのか」と質問するよう求めた。

地中海同盟の代表者(議長は彼女の名前に言及しなかった)は自身の演説のなかで、「エジプトにおいて、人権戦略の採用(昨年9月)によって生じた限定的な発展にもかかわらず、我々は、恣意的逮捕、強制失踪、市民社会の抑圧、被拘留者に対する侵害のケースに関する懸念を抱いている」と述べ、「迅速な是正措置」をとるよう求めた。

模擬会議におけるエジプト代表団の代表は、反論権の行使とともに発言を求め、地中海同盟の代表者が述べたことが「我々が完全かつ詳細に拒否する主張」であり、自国が「人権を強化させるために尽力」したと強調した。さらに「(エジプトは)人権戦略を始動させたが、単にその重要性とともに、(対象は)市民的・政治的権利に限定されなかった」と付言した。

エジプト代表団の代表は以下のように加えた:「例えばエジプトは生存権を支持して来、市民の保護のため例外的な措置とともに、法執行機関を通じてテロの波に立ち向かってきた。そして努力が実を結んだことを受け、非常事態を解除した(2021年10月25日)」。

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(翻訳者:檜山彩名)
(記事ID:52246)