ロシア、トルコのウクライナ発言に反発
2022年01月20日付 Cumhuriyet 紙


AKP(公正発展党)所属のエルドアン大統領の「我々が願うのは、プーチン、ゼレンスキー両氏を会わせ、対面会談をできるだけ早く実現することだ」という発言に対して、クレムリンから返答が来た。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談に関しては、何の準備も行われていないと述べた。

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領のトルコ訪問後に報道関係者の前を通ったレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はロシア・ウクライナ間の対立に関しても話した。

ロシアとウクライナの間に起こっている緊張について、「正しいと思わない」と話すエルドアンは、「我々が願うのは、プーチン、ゼレンスキー両氏を会わせ、対面会談をできるだけ早く実現することだ。そのためには、プーチン氏のトルコ訪問も私のウクライナ訪問も非常に重要だと考えている」と述べた。

スプートニク・トルコの報道によれば、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官はプーチン大統領とゼレンスキー大統領との間の会談については、何の準備も行われていないと述べた。

■クレムリン:何もない

エルドアン大統領がプーチン大統領とこの申し出について話し合ったのかどうか、またこれに関する準備が何か行われたのかという質問に対し、ペスコフ報道官は「この会談については何もない。ウクライナへの武器輸送と、ウクライナのミンスク合意の不履行があるだけだ」と述べた。

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( 翻訳者:大屋千寛 )
( 記事ID:52255 )