チュニジア:国連事務総長がチュニジアにおける「完全な民主主義」の回復を求める
2022年01月21日付 al-Quds al-Arabi紙


■グテーレス国連事務総長、チュニジアの「完全な民主主義」の回復を要求する

【チュニス:本紙】

アントニオ・グテーレス国連事務総長はチュニジアにおける民主主義の回復を訴え、また最高司法評議会はカイス・サイード大統領に同評議会業務への不干渉を求めた。

国際報道機関によるとグテーレス氏は、ニューヨークで開催された国連総会(193か国)のメンバーによる特別会合で、「我々は懸念とともにチュニジアの情勢をフォローしている。民主主義革命は維持されなければならず、我々はすべてのチュニジア人にとってふさわしい民主的枠組みの完全な回復を通じて、危機が取り除かれることを望む」と述べた。一方、最高司法評議会は、カイス・サイード大統領への間接的な言及のなかで「判事の業務への干渉、彼らに対する体系的かつ継続的な圧力・中傷のキャンペーン、そして彼らの尊厳への抵触」を非難した。

評議会は同様に「司法権力の憲法的構造を侵害する危険性」について警告し、同権力の専門領域における階層的権能に対する固執と、その権限を侵害しつづけることへの拒否を強調した。

加えて「評議会メンバーに割り当てられた特権と助成金に関連し、国家が彼らに向けた中傷キャンペーン」に対する拒否を表明した。同様に、彼らに提供された特権と助成金が「基本法に基づいており、合法性、透明性、国家予算の財政的バランスに関連する要項に従って実施された」ことを明らかにした。

チュニジアのカイス・サイード大統領は水曜日、最高司法評議会のメンバーに与えられた助成金と特権を廃止することを決定した。野党はこの進展を同評議会解散の予兆とみなし、またオブザーバーたちは同評議会がサイード大統領との骨の折れる戦いに突入したとみた。

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(翻訳者:宮﨑梨菜)
(記事ID:52281)